升田式石田流の学習⑩
引き続き升田式石田流の学習です。今回もCubicさん、ありがとうございます。
升田式石田流6六銀型
⑴ 6六銀型に組む
相手は5二金と玉形整備
⑵ 5五銀と出る
相手は9五歩
⑶ 6六飛と回る
相手は8四飛で6四の歩を守る
⑷ 7七桂と跳ねる
相手は4二金上と玉形整備
⑸ 7四歩とつく
同歩は飛車の横利きがなくなる
6四銀で有利
相手は同飛車
⑹ 8二角と打つ
馬を作れる
→ 有利
⑺ この後は1歩交換して8五歩を狙う
じり貧を避けようと無理攻め
今日のお相手は、レート1686の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、居飛車党とありました。私は学習中の升田式石田流です。相手の方が角道を止めてきたので、石田流本組に組みました。
しかし、変則的な差し回しで、相手の方は、四間飛車にまわりました。図1のように相振り飛車戦です。相振り飛車戦は、私は経験が足りません。
相手の方は、私が端をついているので、図2のように香を交換に来られました。普通に交換しておけば、私が有利でした。しかし、端攻めが怖かった私は、交換を拒否しました。
しかも、9二歩と下から受けたのです。9三歩の受けは、同香成・同香・9四歩・9五歩とされて、結局、香の交換になると思っていました。
しかし、9三香成のときに同玉と取れば、私の香得確定です。端の攻防の経験がないので、まったく見えていません。
その後、相手の方は、9七桂と跳ね、端攻めを狙ってきました。あせった私は、無理気味に動きました。
図3の2五歩は、同歩に2六歩と垂らす狙いです。その後、2五桂と跳ねて、3七の地点を攻めようと考えていました。しかし、この構想が悪く、有利は吹き飛びました。
その後、5五歩から5四銀と出たのはよかったのですが、後悔したのが、図4の3六歩です。同銀に4六銀と出る予定でした。
しかし、相手が2五銀と桂馬を取り、飛車取りに当ててくる手を読んでいませんでした。予定変更で、6五銀から銀交換をして、5四金と出ました。
2五の桂馬を取られて、飛車に当てられると負けだと判断し、図5のように飛車を切りました。相手が5三銀と受けてきたときに、この対局を負けにした悪手を指しました。
それが、図6の3七銀打ちです。同金と取られると私の不利が確定します。しかし、相手が同桂と取ってきたので、私もワンチャンあったのです。そして、さらなる悪手を指します。
図7の3九銀打ちが、負けを決定づけた悪手です。私は、4七玉と逃げる手を見落としていました。しかも、5三角成・同玉・6五桂馬と王手角取りをかければ、悪いながらも逆転できたかもしれません。
しかし、私は、3七角成としました。4五桂打ちも見えていなかったのです。角銀両取りと桂を打ちましたが、角を取ることができないのでは、戦力不足は明らかです。
その後は、いいところなく負けました。最後はキレイに詰まされてしまいました。今回の反省は、端の攻防に対する感覚の悪さと、焦って攻めてしまったことです。
もっと落ち着いた将棋を指すべきだと思いました。1858と目標の1850を超えていたレートも、1830まで下げました。今月の目標であるレート1850を目指して、残りの6日間、頑張ります。
雑記 「7SEEDS」を3巻まで読みました
オススメの漫画を紹介しているYouTube動画で「7SEEDS」を知りました。作者が、田村由美先生だったので、読んでみることにしました。
田村由美先生は、「ミステリと言う勿れ」で知りました。私の大好きなマンガの1つです。同じ先生の作品なら、同じように面白いのではないかと思いました。
全35巻の大作で、3巻まで読みました。ミステリではなく、SFでした。設定は面白いのですが、絵が今よりも少女マンガ寄りで、イマイチ入り込めません。
「ダーウィン事変」を読み終えたら、読み進めるかもしれないです。いまのところ保留にしておきます。
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