お互いにしっかり組み合いました

お互いにしっかり組み合いました 4段への道

6四銀+7三桂 対策

【10切れ】金無双+84飛64銀73桂対策はこれでOK【三間飛車で駆け抜ける!#100】
【10切れ】金無双+84飛64銀73桂対策はこれでOK【三間飛車で駆け抜ける!#100

 先日、6四銀+7三桂という指し方で、4段の方に負けました。その対策を学習します。モックンさん、いつもありがとうございます

 6四銀+7三桂 対策
 ⑴ 5七銀・6七金で7五歩に対抗
 ⑵ 4五歩と位を取る
 ⑶ 5九角と引く
 ⑷ 7六歩からの交換は7六歩と打つ
 ⑸ 9二香車と上がる
 ⑹ 4六銀と上がる
 ⑺ 7五歩と合わせてきたら4八角
 ⑻ 5五歩には6七金
 ⑼ 4四歩から玉頭を狙う
 ⑽ 4五金・4四歩で角筋を止める

 6四銀+7三桂 対策
 ⑴ 6七銀・5三金型でしっかり守る
 ⑵ 銀冠に組む
 ⑶ 4六金から3五歩と攻める
 ⑷ 3六金・4八飛車とし4五歩を狙う
 ⑸ 6八角と引いて玉頭に利かす
 ⑹ 2四歩打の攻めを目指す

お互いにしっかり組み合いました

図1 エルモ囲い 対 銀冠

 今日のお相手は、レート1702の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。お互いにしっかりと組み合い、図1のようにエルモ囲い 対 銀冠の戦いになりました。

 図1から、私が4一飛車と引いたのに対して、相手の方は、4四歩と取り込み、同銀に2四歩とつかれました。同歩も考えたのですが、私は同角と取りました。

 相手の方が、6五歩と角筋を通してこられたのですが、これに対しては、4七歩・4六歩と飛車の頭をたたく手を用意していました。

図2 5五歩の方が良かった

 図2から、私は6五歩と取ったのですが、5五歩の方が良かったようです。同銀・同銀・同角と角をさばかれるのを気にしたのですが、それは4七歩成が厳しいので、私が有利でした。

図3 飛車角交換の大さばき

 その後、飛車角交換の大さばきとなり、図3となりました。ここで、相手の方は、8八同金と取ったのですが、同玉の方が良かったようです。

 私からの6六歩の突き出し玉に近く、金が壁になってしまっているからです。相手の方は、5八銀打を受けてこられたのですが、2九飛車と先手で打つことができました。

 ここで、相手の方が2二飛車と打ったのが悪手でした。私の5五角が飛車取りと6四銀打の両狙いの手になっています。

図4 銀打ちが勝りました

 図4では、6七銀打も見えたのですが、飛車を逃げて充分だと判断しました。しかし、銀打ちだと確実に飛車が取れていたので、当然その方が良かったです。

 1九飛車成と香車を取ってしまったため、相手の飛車に逃げられてしまいました。私は、6一香と打ち込んで攻めを継続しました。

図5 緩手を指しました

 図5では、決め手がありました。8九馬と桂馬を取る手です。同角だと4七桂打ちからの詰みがあるので、同角とは取れません

 桂馬が、この局面ではカギとなる駒だということは分かっていたのですが、馬を捨てる発想がありませんでした。私は、5五馬と5六の桂馬を狙っていきました。

図6 厳しい桂打ち

 図6で、私が6七桂と打ったのに対して、相手の方が投了されました。この桂馬は、同銀と取るしかなく、同歩成りで、と金ができては受けきれないと判断されたのだと思います。

 全体的に、落ち着いて指すことができました。しかし、飛車をとれる手を見落としたのは、反省しなければいけません。

 レートが1869まで上がりました。今月末の目標の1880が見えてきました。これからも、落ち着いた将棋を指せるようにしたいです。

雑記 「ダイヤモンドの功罪」を読みました

ダイヤモンドの功罪

 「ダイヤモンドの功罪」を読みました。マンガ大賞 2024の第5位の作品です。野球マンガなのですが、切り口が新しくて、周りに気を使ってしまう心優しい天才の話です。

 試合相手を含めて、周りの人を傷つけないためなら、野球をしなくてもいいという考えの主人公です。正直、「そんな考えにはならないだろうなあ」と思いながら読みました。

 しかし、周りが普通の人たちなので、そのギャップでどんどん引き込まれました。続きが気になって読み進めてしまうタイプのマンガでした。

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