6四銀+7三桂 対策
先日、6四銀+7三桂という指し方で、4段の方に負けました。その対策を学習します。モックンさん、いつもありがとうございます。
6四銀+7三桂 対策①
⑴ 5七銀・6七金で7五歩に対抗
⑵ 4五歩と位を取る
⑶ 5九角と引く
⑷ 7六歩からの交換は7六歩と打つ
⑸ 9二香車と上がる
⑹ 4六銀と上がる
⑺ 7五歩と合わせてきたら4八角
⑻ 5五歩には6七金
⑼ 4四歩から玉頭を狙う
⑽ 4五金・4四歩で角筋を止める
6四銀+7三桂 対策②
⑴ 6七銀・5三金型でしっかり守る
⑵ 銀冠に組む
⑶ 4六金から3五歩と攻める
⑷ 3六金・4八飛車とし4五歩を狙う
⑸ 6八角と引いて玉頭に利かす
⑹ 2四歩打の攻めを目指す
お互いにしっかり組み合いました

今日のお相手は、レート1702の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。お互いにしっかりと組み合い、図1のようにエルモ囲い 対 銀冠の戦いになりました。
図1から、私が4一飛車と引いたのに対して、相手の方は、4四歩と取り込み、同銀に2四歩とつかれました。同歩も考えたのですが、私は同角と取りました。
相手の方が、6五歩と角筋を通してこられたのですが、これに対しては、4七歩・4六歩と飛車の頭をたたく手を用意していました。

図2から、私は6五歩と取ったのですが、5五歩の方が良かったようです。同銀・同銀・同角と角をさばかれるのを気にしたのですが、それは4七歩成が厳しいので、私が有利でした。

その後、飛車角交換の大さばきとなり、図3となりました。ここで、相手の方は、8八同金と取ったのですが、同玉の方が良かったようです。
私からの6六歩の突き出しが玉に近く、金が壁になってしまっているからです。相手の方は、5八銀打を受けてこられたのですが、2九飛車と先手で打つことができました。
ここで、相手の方が2二飛車と打ったのが悪手でした。私の5五角が飛車取りと6四銀打の両狙いの手になっています。

図4では、6七銀打も見えたのですが、飛車を逃げて充分だと判断しました。しかし、銀打ちだと確実に飛車が取れていたので、当然その方が良かったです。
1九飛車成と香車を取ってしまったため、相手の飛車に逃げられてしまいました。私は、6一香と打ち込んで攻めを継続しました。

図5では、決め手がありました。8九馬と桂馬を取る手です。同角だと4七桂打ちからの詰みがあるので、同角とは取れません。
桂馬が、この局面ではカギとなる駒だということは分かっていたのですが、馬を捨てる発想がありませんでした。私は、5五馬と5六の桂馬を狙っていきました。

図6で、私が6七桂と打ったのに対して、相手の方が投了されました。この桂馬は、同銀と取るしかなく、同歩成りで、と金ができては受けきれないと判断されたのだと思います。
全体的に、落ち着いて指すことができました。しかし、飛車をとれる手を見落としたのは、反省しなければいけません。
レートが1869まで上がりました。今月末の目標の1880が見えてきました。これからも、落ち着いた将棋を指せるようにしたいです。
雑記 「ダイヤモンドの功罪」を読みました

「ダイヤモンドの功罪」を読みました。マンガ大賞 2024の第5位の作品です。野球マンガなのですが、切り口が新しくて、周りに気を使ってしまう心優しい天才の話です。
試合相手を含めて、周りの人を傷つけないためなら、野球をしなくてもいいという考えの主人公です。正直、「そんな考えにはならないだろうなあ」と思いながら読みました。
しかし、周りが普通の人たちなので、そのギャップでどんどん引き込まれました。続きが気になって読み進めてしまうタイプのマンガでした。
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