マーケターのバイブル
・全米トップマーケターのジェイ・エイブラハム氏の本
・読んでてメチャクチャ気持ちいい
・小手先のテクニックではなく、いつの時代も普遍的に使える本質的な話
・ビジネスのアイディアがドンドン湧いて出てくる
ハイパワーマーケティングは、YouTube動画比較を作りました。このあと、マコなり社長のお話では、「卓越論」と「リスクリバーサル」について取り上げられています。もちろん、この二つが重要なテーマなのですが、もう一つ上げるとすれば、UPSです。UPSとは、「ユニーク・セリング・プロポジション」の略で、 あなたのビジネスの独自の魅力のことです。
・USPの選び方
①幅広い品揃え
②大幅な値引き
③アドバイスとサポート
④利便性(立地、在庫切れなし、迅速な発送)
⑤最高級の商品やサービス
⑥迅速なサービス
⑦基本以上のサービス
⑧通常よりも長期または広範囲にわたる保証
⑨この他、競合にはない独自の強み
この考え方は、ビジネスだけではなく社員としての自分の魅力や強みを見つけるときにも使えると思いました。
ビジネスの極意「卓越論」
・マーケティングとかいう次元の話ではなく、人生の姿勢
・いかなる場面でもクライアントのニーズを自分のニーズよりも優先する
・本当にお客さんの求めていることを見極めて、先回りするということ
・クライアントを自分のかけがえのない友人のように扱うべき
・ほとんどの人は、いかに商品を売り込むかだけを考えてしまっている
・商品を売り込むだけの人は、長期的な信頼関係を築くことができない
卓越論の「お客さんの求めることを見極めて、先回りすること」は、本質を見極めることであり、エッセンシャル思考につながるものであると感じました。
エッセンシャル思考は、YouTube動画比較を作っていません。少しビックリしました。なぜなら、YouTube動画比較を作っていないにもかかわらず、すぐにこの本のことが頭にうかんだからです。てっきり、YouTube動画比較は作っているものだと思っていました。
「エッセンシャル思考」とは、自分が一番大事なものを見極め、それ以外の選択肢をうまく捨て、本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術です。アドバイスを実行に移していくことで、仕事の生産性が高まり、自分に正直に生きる充実感を得られることは間違いありません。
今度、YouTube動画比較を作ります。
リスクリバーサル
・購入の障害となるものを一切取り除こうという考え方
・購入時にお客さんが負担すべきリスクを販売者が負担する
・購入者の心理的障壁を下げるだけではなく、企業側によい価値を提供しようという力が生まれる
・結果、お客さんも企業も幸せになる
今回説明されているリスクリバーサルは、金銭的な負担に関するものが主でした。
金銭的ではなく、心理的な負担について考察してみます。サービスデザインでは、考慮すべき3種類の心理的ハードルが存在します。
3つの心理的ハードルとは?
①操作性ハードル
②認知的ハードル
③感情的ハードル
操作性ハードルとは「操作が面倒なこと」です。そのため、「直感的な操作性」「少ないステップ」「速いロード時間」が解決策となります。身近な商品でいうと「iPhone」が分かりやすい例です。
認知的ハードルとは「脳が嫌だと感じてしまうこと」です。そのため、「ステップを短くすること」「不安定要素を減らすこと」「気軽にできると思わせること」が解決策となります。身近な例では「メルカリ」です。ヤフオクに比べるとメルカリは、暇つぶしに行うというイメージで認知的ハードルを下げています。
感情的ハードルとは「気持ち悪いと感じてしまうこと」です。個人差が大きく、一番対処が難しいです。そのため、ターゲットを限定することが解決策となります。身近な例では、TikTokです。どう考えても音楽に合わせてダンスする動画をアップするのは感情的ハードルが高そうに感じます。しかし、TikTok上では同じ曲に対して同じ振付をしたダンス動画が多く見られます。これによって、目立たないということで感情的ハードルを下げています。
心理的なハードルについて考えることは、金銭的な部分よりも幅が広くて面白かったです。
今日のアクションプラン
・相手のことを考えて行動する。自分よりも相手を優先する
今日のアクションチェック
今日、転勤された方が4人来られました。ICT担当ということで、その対応をしましたが、トラブル続きで時間がかかってしまいました。しかし、相手の都合を優先し、最後まで対応することができました。
私もICT担当の部署に移り、本格的に自分の価値観「ICTによる他者貢献」に向けて行動します。
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