話し方の極意シリーズのまとめ
メンタルモデル
・認知心理学の概念
話の聞く側が自分の頭の中に作る自分なりの理解
・「これから何を話すか」を先出しする
・2つのアクションプラン
①冒頭に「これから何を話すのか」を必ず言う
②話を区切って見出しをつける
・メンタルモデルを創ったら、それを壊さない
話の趣旨とそれた話をしない
・事前準備を徹底する
紙やマインドマップで思考を整理しておく
スピーチであれば、必ず原稿を作る
私は、メールのタイトルには【提案】【相談】などと付けることが多くなりました。メンタルモデルを作るためです。しかし、会話のときは余裕がなくて、いきなり話し出してしまうこともあります。
事前準備でマインドマップを作るようになりました。昨日も新しいプロジェクトに対するマインドマップを作りました。マインドマップは思考の整理にとても便利です。
最近はスピーチやプレゼンを行う機会はありませんでしたが、次に行うときには必ず原稿を作るようにします。
スモールYES,ビッグYES
・会話を短く区切って相手が理解しているかを都度、確認することで話全体を理解してもらう
・小さな同意を積み重ねることで、大きな同意を得られる
・3つのアクションプラン
①会話では、細かく理解を確認する
②途中で相手に質問されたら、相手の質問が出し切るまで自分の話をしない
③チーム内で1人が長時間話し続けないことをルールにする
・相手の疑問を解消することを最優先にする
・ルールを押し付けてもWHYがわかっていないと意味がない
私は必ず説明の途中で「質問はありますか?」を挟むようにしています。
しかし、「質問はありますか?」は、相手に対しては強い言葉に感じられてしまうこともあります。質問する側にも話し始めるストれるがあるからです。そこで、もっと良い言葉を探してみました。
「説明が不十分だったかもしれませんが」「○○のような質問を受けることがありますが」「私は○○のところの理解が難しかったですが」などの前置きをつけてから「質問はありませんか?」「分かりましたか?」と言うと質問のハードルが下がります。
本当はもっと聞きたいことがあるはず、という想像力を持って質問促すようにすると良いです。
ワントークワンアクション
・話をするときに「一言のアクションだけを覚えてもらえるように話す」こと
・人間の脳が長期間覚えてられるのは、一言が限界
・短期記憶に7語以内の情報を何度も入れる
・1つの言葉を覚えてもらえれば、その言葉をトリガーとして連想して覚えてもらえる
私は、自分が覚えることが得意ではないので、相手に多く覚えることを要求しないようにしています。
どちらかというと「1つの動画から学べることは1つ」「1冊の本から1つのフレーズを覚えればよい」のように、自分の学びのときに使っています。
動画を観たり、本を読んだりして心に刺さった言葉は、必ずGoogleキープでメモをします。手書きのメモの方が記憶に残ると言われていますが、私の場合、検索で再び探せるという安心感が大きいので、Googleキープを活用しています。紙だと無くしてしまう不安や持ち歩けない不安があるので、私には向いていないようです。
ビジュアライズ
・情景が聞き手の頭に浮かぶように具体的に話すことによって、心を動かす
・4つのアクションプラン
①ストーリーを作る
②ドラマの一場面を見せるように具体的に話す
③心の声を入れる
④表情、声のトーンで再現する
・声のトーンは強弱をつけるだけで大丈夫
ビジュアライズでブログを書いてみました。
書いた感想は、いかに意識しないと書けないかということです。人は自分の考えや感情は自分ではわかっているので、記録のために書くときは伝える努力をしません。他人に読ませる文章であるという意識が弱いからです。
私のブログは、自分の成長のためという側面が大きく、他人に読んでもらうという意識が弱かったです。
アクセス数が少ないのは、戦略的なミスだけではなく、このような戦術的なミスも大きいことを発見しました。
デメリットプレゼン
・相手にやってほしいアクションのデメリットを自分から示すこと
・相手に肯定のメッセージを与えることになる
・4ステップのアクションプラン
①自分のやりたいアクションとその理由を提示する
②そのアクションのデメリットを示す
③デメリットを上回るメリットを話す
④アクションが失敗したときにどうするかを提示する
・結論から言い、相手にメンタルモデルを作る
・環境変化があったということを伝える
・失敗したときのどうするかを提示することが重要
自分が正しいではなく、仮説検証であることを伝える
デメリットプレゼンは、提案文書でよく使います。いくつかの提案は、デメリットプレゼンで会議を通りました。
朝の打ち合わせを無くして、デジタルファイルで共有化したことで、職場は大きく変わりました。いつでも書き込め、いつでも見ることができる、確認できることは大きな安心感になりました。
4つのステップのうち、①~③はできているのですが、④ができてないことに気づきました。
やってみて失敗したときの対応についても提案できるように、メモに残して次の仕事に活かします。
ストーリーフォーミュラー
・どんな人でも心を動かされてしまう鉄板のストーリーの型
・ストーリーフォーミュラーの型
①似ているスタート地点
②チャレンジ、失敗、研究の連続
③突然の出会い、発見
④成功の連続
⑤詳しい分析、完璧なメソッド化
⑥他人の成功(なるべく真実)
⑦次はあなたの番
・突然の出会い、発見のエピソードを思いっきりビジュアライズして話すことが重要
ストーリーフォーミュラーについても、ブログで自分の経験を書いてみました。
「あなたもFIREできる!」です。本当に難しかったです。まず、テーマを見つけることが困難でした。
ストーリーフォーミュラーは、他人への販売などの明確な目的があり、盛って創作しなくては無理だと思いました。そんなに劇的な生き方を人は経験していないからです。
しかし、書いてみることは経験として活きると思うので、一度書いてみることをお勧めします。
WHYから始める
・人を動かす話をするときに「なぜそれをやっているのか」から話すこと
・感情が動けば人は行動する、感情を動かす方法がWHYから話すこと
・効果的にする方法
自分の人生の理念を言語化すること
ブレがなくなる
WHYから始めることは意識できています。昨日書いたマインドマップも「WHY→HOW→WHAT→WHO」の順で書きました。今回は、役割分担を明確にする必要があったので、WHOも入れました。通常の提案であれば、WHOは必要ないときもあります。
自分の価値観については、何度もブログで書いてきました。「ICTでの他者貢献」です。理念の言語化をするとブレが無くなるとともに、不安が小さくなります。やることの方向性が明確なので、悩むことが少なくなるのです。
悩みが少なくなると、生きるのが楽になります。価値観の言語化は、絶対にやった方がよいです。
チラ見せドリブン
・常にチラ見せで話すことで、「もっと聞きたい」と思わせ続けるテクニック
・4つのアクションプラン
①非常識な驚きがあるチラ見せにすること
②問いかけでチラ見せする
③じらして引っ張る
④結論にこだわりすぎないこと
チラ見せドリブンも、よく出題するクイズで使っていることをブログで書きました。
最近は、アクティブリスニングやコーチングなど、聞くことを意識することが多いです。そのため、話す方がおろそかになっています。
しかも、話すときはビジネスで話すことがほとんどなので、「結論から」話すことを意識しています。チラ見せドリブンは行う機会も少ないので、忘れがちです。
日常会話や聴衆をグッと惹きつけたいときなど、使えるようにしたいです。脳に反復して覚えさせます。
権威の力
・実績、実力、権威の強さなど、その人の凄さがパッとわかる情報を相手に伝えること
・無条件に相手に自分の話を信じさせることができる
・「見た目」と「話し方」を良くするこ
第一印象は最強の権威付け
これは、ブログで書いていない気がします。これから出てくるのでしょうか?
「権威の力」で自分のブログを検索しましたが、ヒットしません。
私は、ハロー効果に助けられています。「ハロー効果」とは、1つのことに優れていると他のことも優れていると思い込んでしまう心理です。
ICTが得意で、Excelマクロが使えることが分かるようになって、他の提案が通りやすくなりました。ICT関係については、質問すらされなくなり、少しまずいと感じるまでになりました。
裸の王様にならないように仕組みを整えます。
今日のアクションプラン
・話し方の極意で、できていないことを記録し、毎日見る
今日のアクションチェック
話し方の極意で、できていないことを洗い出しました。
・話すときにメンタルモデルを作ることができるようにする
・スモールYESを相手の心理に注目して行う
・ワントークワンアクションで1つに伝えることを絞る
・デメリットプレゼンの失敗したときの対処法を考えておく
・チラ見せドリブンで日常会話を行う
・権威の力で裸の王様にならないように気をつける
毎日見て気をつけるようにします。
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