会話でモテない人が勘違いしていること
・持てるというのは、異性関係に限った話ではなく、営業や採用面接、交渉の場面で相手に好印象をいだかせるということ
・会話で話すのが楽しいと思われると人生が劇的によくなる
話しているだけで周りから信頼される
身近な人との人間関係もよくなる
・一番勘違いしている間違いがある
それは「沈黙はダメ」だと考えていること
・採用面接や交渉で話した中で抜群に印象がよかった人の共通点は、「会話量が少ない」こと
・話すときの沈黙の使い方が絶妙
・モテる会話ができる人は、沈黙を恐れない勇気がある
・沈黙を恐れない方がいい理由
①相手の話を理解することに集中できる
②相手の会話を引き出すことができる
③余裕のある印象を与える
私は、仕事で話すのは得意ですが、雑談が苦手です。
沈黙を使えるかどうかは、会話に余裕があるかないかにも影響されます。仕事の話、特にプレゼンなどでは、沈黙を効果的に使えます。しかし、苦手な人との日常的な雑談では話すことに焦ってしまい、沈黙をうまく使えていません。
私の場合は、メタ認知力を鍛えることが重要なようです。
相手の話を理解することに集中できる
・自分が話さないと相手にいい印象を与えられないと思い込んでいる
・常に自分が話さないとと焦っている
・結果、相手の話を聞いても、自分の考えでいっぱいになってしまい、ほとんど聞いていない
・沈黙になっていいと覚悟しておけば、相手の話に全集中できる
・視線や表情が全く違うものになる
・相手からは、きちんと話を聞いてくれていると信頼される
・返答も相手の考えを踏まえたものになる
沈黙してもいいという覚悟によって、アクティブリスニングができるということです。
アクティブリスニングは「積極的傾聴」と訳されます。相手の話に完全に集中し、十分に理解し、応答し、さらに話の内容を記憶することです。また、言葉の裏にある意味まで理解しようと、意識的に努力することが大切です。
アクティブリスニングのポイント
①集中できる環境をつくる
②聞くことは、参加すること
③聞きながら要約する
④レスポンスは慎重かつ丁寧に
相手の会話を引き出すことができる
・沈黙を恐れているのは相手も同じ
・会話は、相手に話してもらえばもらうほど、自分の印象がよくなる
・沈黙で話し続けてもらう方が都合がいい
・効果的に沈黙を作れば、相手に話し続けてもらうことができる
話を聞くだけではなく、「聞き出す」ためのテクニックを紹介します。
話を「聞き出す」ためのテクニック
①話題を限定せず、「バクッ」と聞く
「味はどうですか?」✖ 「どうですか?」〇
②話し始めは、ちょっとガマン
相手の話がひと区切りするまで待つことで、本音につながる大事なキーワードが出てくる
③キーワードが出てきたら、オウム返し
オウム返しをすると、相手は「受け入れられた」と思い、どんどん話し始める
④関係ない話でもNGを出さない
聞き出したいこととズレていても、大らかに構えるぐらいがベスト
⑤「そうなんだ!」は魔法の言葉
自分の知識を披露するのは別のときに任せて、まずは相手がもっと話したくなるように仕向ける
余裕のある印象を与える
・沈黙を置くと自然と話し方がゆっくりになる
・早口の人は、頭の回転が速い印象を与えられる
・間を取ってゆっくり話す人は、余裕がある印象を与えられる
・状況によって緩急を使い分けられた方がいい
・早口の人がゆっくり話すのは難しいので、ゆっくり話すを基本にした方がいい
一流の人は「余裕を感じる」と言われます。では、それを感じさせるポイントはどこでしょうか。ポイントを3つ紹介します。
余裕を感じさせる3つのポイント
①ふだんの表情や姿勢で「落ち着き」を見せる
②「思いやり」がわかる態度
③「印象コントロール」が何より大事
沈黙を効果的に使いこなす具体的なコツ
・笑顔でうなずきながら話を聞く
無表情で聞くと怖い印象を与える
笑顔でしゃべっている人で印象の悪い人はいない
・相手の話に共感を示すこと
「○○さんの話、すごく共感できます!(わかります!)」と共感を示すこと
ウソはダメ。共感できるポイントを探す
・共感を伝えた後に「沈黙」を使うとすごく良い
共感の後は、相手がしゃべってくれる可能性が高い
モテる会話ができる人が良く使っているテクニック
相手に「共感を伝える」のに有効な方法を紹介します。
共感を伝える3つのポイント
①相手の「行動」を汲み取り、繰り返して話す
相手の言葉の中に出てくる行動を繰り返す
「大変だったね」✖ 「夜遅くまで残業になったんだね」〇
②相手の「思考」を汲み取ってから、考えを伝える
「僕は来月の10日のほうがいいと思う」✖
「来月末でいいという考えですね。僕の場合は、来月の10日がよいと思います」〇
③相手の「感情」を汲み取った後に、気持ちを伝える
「おめでとう」✖ 「うれしいね! おめでとう」〇
今日のアクションプラン
・余裕をもって話し、沈黙を効果的に使う
今日のアクションチェック
今日は、ミーティングがあったのでその時に沈黙を効果的に使う実践をしました。ミーティングの中でまったく予期していない事実を知らされました。沈黙よりは、バックトラッキング(オウム返し)を多く使いました。黙っていられる雰囲気ではありませんでした。
沈黙こそできませんでしたが、話した相手の信頼を得て、親しみを持たれたと思われます。
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