給与は高いことに越したことはない
・給与のバランスを取る難しさ
⑴ 給与が低すぎる
社員が定着しない
⑵ 給与が高すぎる
コストが上がる
⑶ 後から下げる
心理的に難しい
→ 適切な評価が必要
・給料を上げたくなる社員には共通の特徴
上げたくなる人
上げたくならいない人
→ 対比しながら話をする
給与が高いことは重要です。私も昔はお金のために働いていました。有名な3つの仕事の分類の1つのパターンです。
3つの仕事の分類
⑴ ジョブ
お金のために働く
⑵ キャリア
成長のために働く
⑶ コーリング
やりがいのために働く
年齢を重ねて、ある程度蓄えができました。一人ならばFIREできるくらいの金額です。ようやくお金は使わなければ意味がないことに気づきました。
55歳という年齢で成長のために働くことは難しいです。もちろん、まったく違うことに挑戦すれば、成長します。でも、30年以上続けてきた仕事では、伸びしろも限られています。
私は、やりがいのために働こうと考えました。でも、それはお金のためとは真逆の働き方です。お金のために、無駄をなくして、効率と生産性を第一に考えて働いてきました。
しかし、やりがいには、無駄なことや効率の悪いことも必要でした。それに私は上手く対応できなかったのです。
結果、自己矛盾に悩むことになりました。そこに転職によるストレスも重なりました。いまは、仕事をどうするかについて悩んでいます。
55歳は、残りの人生を意識する年齢です。限りある時間を仕事で費やしてしまっていいのかを考えなくてはいけません。
みんな知らない会社の給与の決まり方
・給与の決め方
⑴ 小さなオーナー企業
社長の感覚で決める
⑵ 中小規模の企業
制度・ルールで決める
・昇給に予算の概念が生まれる
昇給原資
年間で社員の昇給に合計いくら使うか
→ 計画を立て配分していく
・利益率の高い会社は給与が高くなる
いかに市場を独占しているか
真似できない技術・ノウハウ
独占している権利・特許・既得権益
消費者に認知されているブランド
・市場を独占している会社は狭き門
超人気企業で超優秀なエリートが目指す
・活躍したあと給与水準の高い会社に転職
給与が上がりやすい
否定できない事実
・スモールビジネスで誰も真似ができない
高い利益率になる
例 ひと握りのYouTuber
プロアスリート など
・まずは今の会社で評価を受ける
そこから始めるべき
私の仕事は完全に年功序列です。昇給スピードに多少の差はありますが、ほとんど変わらないといっていいでしょう。
他の仕事の大きな違いは、残業代が出ないことです。ですが、ほとんどの人が定時に帰りません。私には、やりがい搾取にしか見えないです。でも、それが当たり前になっています。
ボーナスの査定は、A(特に優秀)・B(優秀)・C(良好)・D(良好ではない)の4段階です。でも、ほとんどの人が、Cで評価されます。
私も一度だけA評価だったことがありますが、ほとんどがC評価です。ですから、この査定を気にしている人は、ほぼいません。
私の仕事が不人気になってきた理由の1つが、この給与体系にあると思われます。
今日のアクションプラン
給与の決まり方について自分の会社の場合を考える
今日のアクションチェック
私の仕事は完全に年功序列です。
他の仕事の大きな違いは、残業代が出ないことでしょう。
でも、ほとんどの人が定時に帰りません。
やりがい搾取の職場です。
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