天才を殺す凡人
・ 人間の性質を、創造性・再現性・共感性を軸に3つに分類してそれぞれの関係についてまとめた本
・創造性が高い人を天才、再現性が高い人を秀才、共感性が高い人を凡人と定義している
・この本で、天才・秀才・凡人は優劣ではない。長所と短所のある価値観のような捉え方をしている
・天才は創造的であるかどうかで物事を判断する
秀才は理にかなっているかどうかで判断する
凡人は相手の考えに共感できるかで判断する
・どんな人も天才・秀才・凡人が共存している
・天才を殺す凡人とは、秀才と凡人が天才に対してネガティブな感情を持ちやすい構造にあるということ
・秀才は、革新的なアイディアを思いつく天才を嫉妬する
凡人は、天才のことが全く理解できないので異物とみなす
・天才のアイディアはイノベーションを起こすが、納得感のある説明ができない。多数決や論理攻めに弱い
「天才を殺す凡人」はYouTube動画比較を作りました。私は、秀才が5割、天才が3割、凡人が2割だと思っています。しかし、他人から見ると違うものなのかもしれません。
私が自分が秀才の側面が多いと思っている理由は、合理的でありたいという気持ちが強いからです。マコなり社長の「生産性に取り憑かれた男」という異名に強く惹きつけられます。仕事をしているときも、もっと合理的にやる方法はないのかと常に考えています。そして、自分なりの工夫ができることが無上の喜びです。
私の天才の側面は、作業が嫌いだということです。
作業 ~ やることが決まっていて、やればできると分っていること
仕事 ~ やることを自分で決める必要があり、できるかできないかはやってみないと分からないこと
作業と仕事の違いを上のように考えています。私は極端で、できると分っていることはすぐに興味がなくなり、やる気が出なくなります。できそうだけど、やってみないと分からないくらいのことが一番好きです。
みんな同じだと思っていました。しかし、先日、同僚と二人でラベル張りの作業をしていたとこのことです。同僚が「僕この仕事好き」と言います。私が作業だと思っていることを同僚は仕事だと考えていました。そして、「この作業を好きな人もいるんだ」とひそかに思いました。
私の凡人の側面は、人のことが気になるところでしょうか。でも、最近は、課題の分離を心掛けているので、あまり感じなくなってきました。人の気持ちが分からないわけではないのですが、理解できない人は必ず存在します。価値観の違う相手と近い関係になるとお互いに摩擦を起こし、嫌な思いをするだけなので、なるべく離れているようにしています。
凡人が秀才になる方法
・秀才が得意とする再現性、論理的思考力はもっとも後天的に身につけやすい
・トレーニングすれば誰でも秀才になれる
・秀才の持つ再現性は、物事を構造的にとらえる力、ロジカルシンキングである
・ロジカルシンキングを最短で身につける方法
ビジネスライティングを身につける
・論理的な思考力と分かりやすい文章を書く力は同じだから
・ビジネスライティングを身につける3ステップ
①絶対に読むべき本を読む
「書く技術・伝える技術 目からウロコのビジネス・ライティング」
②ブログや提案書を書く
実践しなければ身につかない
③論理的思考力の高い秀才にフィードバックをもらう
この3つ目が一番大事。論理的でわかりやすい説明をしていると勘違いしている
・秀才には努力で必ずなれるので頑張ってほしい
「書く技術・伝える技術」もYouTube動画比較を作りました。
私は、毎日ブログを書いています。文を書くのがうまいかというとうまくはありません。しかし、いくつか心掛けていることはあります。
私が文を書く上で心掛けていること
①一文を短くする
②主語と述語の対応を明確にする
③最後の「ます」などが繰り返されるのは、2回まで
④漢字にするもの、しないものの統一
⑤やさしい言葉を心掛ける
書き出してみましたが、できていないことも多いです。最後の「ます」などの繰り返しなど、意識しないと平気で3回を超えています。漢字の統一も「わかりました」「分かりました」が両方使われていることがあります。やさしい言葉も、やけに難しい言葉を偉そうに書いていることがあって、読んでいる人が分からなくなっているときがあります。もう、「ます」が3回続きました。ダメです。
やはり、きちんとフィードバックをもらう必要があります。しかし、仲間のいない私には頼るすべがありません。一人は慣れていますが、仲間は欲しいです。
今日のアクションプラン
・自分が心掛けているように文を書くことができているかチェックする
今日のアクションチェック
ビジネスライティングには、SDS法とPREP法があることを知りました。
Summary・Detail・Summaryの頭文字を取り、3つの構成で文書を仕上げる方法がSDS法です。「概要」を意味するSummaryと「詳細」を意味するDetailで構成されるため、簡単なメールや議事録などの作成に用いられます。
SDS法よりも、企画書などの作成に適しているのがPREP法です。Point・Reason・Example・Pointの4つで構成され、伝えたい部分を強調しつつ、理由や背景、例えを踏まえたわかりやすい文章に仕上げることができます。
きちんと基本を身につけ、わかりやすい文章を書けるようになりたいです。
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