未熟な自分と向き合うことになる
・「人を動かす」デール・カーネギー著
今回の話は、この本をベースにしている
・本を読んで感情が動く体験には人生を変える力がある
・最近読み直してみた
「この1冊あればいいやん!」と思った
・本を紹介するときは、感情を動かす勝負
「自分の言葉・体験」を交えて話す
全体の10%だが、すべての土台の部分を話していく
「人を動かす YouTube動画比較」を以前行いました。
人を動かす3原則・人に好かれる6原則・人を説得する12原則、人を変える9原則もあるが結局は3原則にまとめることができると中田敦彦さんがおっしゃってました。
究極の人を動かす3原則
①興味を持つ
②批判せずほめる
③相手の利益を考える
サラタメさんは、さらに1原則にまとめられています。それは「相手に重要感を持たせる」です。マコなり社長は、何を重要視しているのか楽しみです。
自分のことが悪いと思っている人はいない
・「2丁ピストルのクローレー」という話
凶悪殺人犯クローレーは人を殺しまくった
ガールフレンドのアパートに立てこもった
150人の警察隊と打ち合いをした
1万人の観衆が集まった
そのとき、クローレーは関係者に手紙を書いていた
「私の心は疲れているが、優しい心の持ち主である。誰一人として傷つけようとは思っていない」
捕まったときも「俺は自分の身を守っただけだ」と主張した
・私たちが明らかに悪いと思える人でも、当の本人は悪くないと思っている
マコなり社長が小2~3年生のとき、ゲームボーイカラーを盗まれたことがある
遊びに来ていた友達の家を訪ね歩いた
ある友達が盗んでいた
その子の母親が気づいて謝ってくれた
でも、その子は号泣しながら「だってゲームボーイ欲しかっちゃもん!」
「お母さん買ってくれんかったやん!」
自分が悪いと思っていなかった
マコなり社長は怒りがサーッと冷めた
自分が同じ立場だったら、同じことをしたかもしれないと思った
かわいそうに見えた
・明らかに悪いことをしたように見える人も本人はそう思わない
歩きたばこの人、スケーボーを乗っている人に「条例違反だろ?」と注意したくなる
・アクションプラン
他人に「それは違う!」と断言しない
「自分は悪くない」と考える3つのタイプ
① 自分のメリットを最大化しようとする「利得型」
②自分の価値を高めるのに必死!「自己愛型」
③弱みがあるからこそ他人を攻撃する「否認型」
① 自分のメリットを最大化しようとする「利得型」
「利得型」には、主張に無理があると感じつつも、利益を得るために自分は正しいと言い張るタイプと、心の底から自分は間違っていないと思っているタイプが存在します。特に厄介なのは後者。本人はまったく悪いと思っていないので、こちらがどう説明しても聞く耳をもたないどころか、さらに攻撃してくる場合もあります。
②自分の価値を高めるのに必死!「自己愛型」
自分の能力や経験を自慢したり、アピールしたりするのはもちろん、相手をおとしめることで自分の優位性を示そうとするケースも少なくありません。一番うれしいことは、相手に勝つことであり、支配すること。相手が自分の価値観や要求を受け入れてくれるまで、主張を押しつけてきます。
③弱みがあるからこそ他人を攻撃する「否認型」
先に相手を非難することで、自分は悪くない、正しいと見せようとします。「悪いのは自分ではなく、相手だ」と強調することで、自分が抱えている問題を否定したいという防衛反応が働いているともいえるでしょう。非が明らかになっても、「そんなことはない」と断固否定するのも、このタイプの特徴です
他人を非難してはいけない
・リンカーンの話
アメリカ合衆国で最初の共和党所属の大統領
奴隷を解放した人として有名
人の心を動かす天才
・ずっと善人で良い人であったわけではない
悪い噂広めてあざ笑っていた
ある人がブチ切れて「決闘だ!」と乗り込んできた
リンカーンは、自分から手を出した手前断り切れなかった
決闘の直前で中止になった
リンカーンは、そこで教訓を得た
「人を非難するの一勝やめよ」
・南北戦争のとき、側近が南部の人たちをディスっていた
リンカーンは「汚い言葉で相手をののしるのはよしなさい」と諫めた
そのリンカーンがブチ切れたことがある
南軍を倒す絶好の機会があった
川が氾濫して南軍が逃げられない状況
リンカーンは戦争がやっと終わるとワクワクしていた
最前線のミード将軍は、攻撃しなかった
結局、逃げられた
リンカーン ブチ切れ
ミード将軍に怒りの手紙を書いた
しかし、送らなかった
死後に書類の間から発見された
・リンカーンは、人生経験から手厳しい非難は何の役にも立たたないということを学んでいた
人のことをケチョンケチョンに言ってはダメだと反省させられる話
・他人を非難しないという話の補足
やられっぱなしを推奨するわけではない
否定・避難する人に対しては
①反撃する → やめたほうがいい
②相手が攻撃する理由を無くす
3無視する
④逃げる
・「危険人物をリーダーに選ばないためにできること」
対立屋と呼ばれる人がる
極度なナルシスト・ソシオパス
たちが悪いことに、一見カリスマにも見える
こういう人とは話し合ってもムダ
警察に相談する
一定は諦めて自分のやるべきことに集中しよう
・アクションプラン
ムカつく他人を非難しない
ソシオパスとは「反社会性パーソナリティ障害」のことで、他者の権利や感情を無神経に軽視する反社会性がその特徴です。
ソシオパスの11の特徴
①過大な自我の持ち主である
②嘘をついて、人を操るような行動を示す
③共感の欠如
④自責の念や羞恥心の欠如
⑤恐ろしい状況、危険な状況でも、不気味なほど落ち着いている
⑥無責任な行動や、あまりにも衝動的な行動をとる
⑦友人がほとんどいない
⑧魅力的である――ただし、表面的に
⑨「楽しいかどうか」を人生の行動指針にする
⑩社会規範の無視
⑪視線が強い
私があてはまっているのは、
①自分が一番大切であること
⑦友人が一人もいないこと
の2つだけだと思います。
ソシオパスの11の特徴の中で特に恐ろしいのは、⑧魅力的であることです。ソシオパスは、強いカリスマ性を持ち、愛想がいい場合もあります。そうすれば、欲しい物が手に入りやすくなることを知っているからです。
あなたは大事な存在なんだと伝える
・人を動かしたいのであれば、ほしがっているものを与えればよい
・フロイト、デューイ、ジェイムズらたくさんの歴史上の賢者が同じ見解を出している
人間の最も根強い衝動は、重要人物たらんとする欲求
これは本能なので否定できない
・結婚生活に夢見て敗れた女性の例
精神に異常をきたした
毎晩自分の子供が生まれたと思っている
自分の重要性を感じられなくなったときは、人間が壊れてしまうほどのダメージを受ける
・重要人物だと感じさせるためには、褒めること
テクニックのお世辞など意味がないと思っているのではないか
お世辞とほめるの違い = 嘘か真実か
・日本語の褒めるには語弊がある
「褒める」には、お世辞のニュアンスが入っている
「褒める」ではなく、「感嘆する」がいい
・感嘆するには、自分のことばかり考えるのをやめること
自分の定規で相手を測るのをやめること
相手の目線から見た良いところを見つける努力をしないといけない
・マコなり社長は感嘆することが苦手
内向的な人間は「人と違う考えを持てる」という利点がある
でも、自分の夢を実現できる人というのは、「感嘆すること」と「違う考えを持てる」ことの奇跡のようなバランスを実現させている人
・アクションプラン
①自分の定規を捨てる
②感嘆を示す
上手な褒め方3つのコツ
①具体的に褒める
②相手のいないところで褒める
③質問形式で褒める
①具体的に褒める
単純な感想だけでは、褒め言葉というよりお世辞やおだてに聞こえてしまう可能性があります。その人だけに当てはまることを具体的な言葉で褒めると、相手は「自分のことをわかってくれている」と褒めた人に対する好印象を持ち、さらに前向きな努力を続ける力を得られるでしょう。
②相手のいないところで褒める
直接褒める方法だけでなく、間接的に褒めるほうが相手のモチベーションを上げられることがあります。心理学の「ウィンザー効果」と呼ばれるもので、人は第三者から「◯◯さんが褒めていたよ」と好評価を間接的に伝え聞くと、直接褒められるよりも喜びが大きくなり、褒めてくれた人により強く好感を持つようになると言われます。
③質問形式で褒める
直接的な褒め言葉を言うのが恥ずかしいという人でも、質問形式の褒め方なら伝えやすいでしょう。例えば、「どうしたらそんなに英語が話せるようになるの?」「どうすればそんなに強いサーブが打てるの?」と言えば、褒め言葉に説得力が増し、相手も悪い気はしないものです。
アクションプラン
・自分の定規を捨てて、感嘆を示す
今日のアクションチェック
休みだったので人に会うことがなく、感嘆を示す場面はありませんでした。
先日、会社で私の提案が却下されました。会社のトップの判断では仕方ありません。
ただ、却下される理由をクリアする方法を思いついているので、再びチャレンジします。
行動あるのみです。
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