そもそも「賢い」とは何なのか?
・賢い人とは?
知識が豊富な人?
勉強ができる人?
結果を出した人?
要領の良い人?
絶対的なものなのか、相対的なものなのか?
→ 「賢い」は抽象的なものなので、絶対的な定義はない
・愛・平和・成功・失敗
抽象度の高い言葉は、いろんな意味にとれる
人の数だけ解釈・正解がある
→ 定義が定まらないものの議論は無駄
「でもさぁ、愛の言葉はたまには語ろうな」(キリィ)
・今回の話での「賢い」の意味
自分の取り組んでいることで結果を出す
周りから評価されやすい人
・残酷な真実
特に努力をしなくても賢い人がいる
例 授業だけ聞いて100点をとる秀才
一度教えてもらっただけで完璧にできる人
マコなり社長は習慣の力を使って、経営者とYouTuberをやっている
これから話すことをやらない習慣を身につけた
・どっち側の人間?
自分が秀才でないと思うなら、今日の話を聞くべき
1つでいいので、話す中でやってしまっていることやめてみる
ついにマコなり社長が定期的にYouTubeをアップしてくれることになりました。火曜日と木曜日です。楽しみが増えました。
しかも、これで3回連続で「人生を変えるお話」です。「賢い人」を「結果を出して評価される人」と考えたとき、評価されるためのアピールが必要だと思いました。
もちろん、結果を出すことは前提なのですが、結果を出しても評価してもらえないことは多々あります。
私がよくやってしまうのは、一人でやってしまうことです。昨年度も、自分が楽しければいいと誰も巻き込むことなく、一人でプロジェクトを企画、運営しました。結果、一部の盛り上がりはあったのですが、ほぼ評価されませんでした。スタンドプレーと見なされてしまったからです。
私に必要なのは、周りとどのようにコラボしていくかなのだということが痛いほどわかりました。新しいプロジェクトは、多くの人の手を借りて行っていきたいと思います。
第5位 手をあげるのをためらう
・優秀な方と仕事をする機会
例 テックキャンプがスタートしたばかりの頃
尖った学生・社会人がよく受けに来ていた
→ 外資の投資銀行に勤める年収数千万の東大生のエリート
数十億単位の資金調達をしている経営者
ウェルスナビの資産運用をしている柴山さん
リリース前のプロトタイプをつくっていた
日本交通の川鍋会長
スカイマークの佐山会長
本田圭佑さん
・優秀で賢い方々全員の特徴
めちゃめちゃ手をあげる
その場にいる先生・メンターを私物化する勢いで質問しまくる
「自分はこう思う」という意見も言いまくる
→ 習慣になっている
・わからないことは必ず手をあげて聞く
賢い人の共通点
私は手をあげるのが苦手です。ソーシャルスタイルでいえば、アナリティカルタイプ。考えているうちに手をあげるタイミングを失っています。
ソーシャルスタイルとは、「自己主張が強い・弱い」「感情を表す・抑える」を軸に4つに性格を分類する方法です。
⑴ ドライビングタイプ
「自己主張が強く、感情を抑える」
冷静で、現実的で、行動的
⑵ エクスプレッシブタイプ
「自己主張が強く、感情を表す」
陽気で、明るく、感覚的
⑶ エミアブルタイプ
「自己主張が弱く、感情を表す」
控えめで、愛想よく、協力的
⑷ アナリティカルタイプ
「自己主張が弱く、感情を抑える」
几帳面で、慎重で、論理的
この4タイプの中では、自己主張の弱いエミアブルとアナリティカルは手をあげられません。エミアブルが「周りを気にして手をあげられない」のに対し、アナリティカルは「考えすぎてしまって手をあげられない」のです。
私は典型的なアナリティカルなので、少しドライビングに寄せられるように「意見を言う練習」をしています。先日も、現状に対するアドバイスを求めるアンケートがあったのですが、すべてに意見を書き込みました。ほとんど、意見が上がっていなかったのですごく目立ったようです。上司からお褒めの言葉をいただきました。
ただ、ゆっくり考えられる場面では、意見を上げられるのですが、会議でとっさに発言を求められるような場面が苦手。やはり、失敗してもいい勇気が必要だと思います。
失敗を怖れて50代になってしまったツケを今払わされている感じです。でも、今かららでも勇気を持って行動していきます。
第4位 相手の理解を確認せずに一方的に話す
・クチグセにしてほしい言葉
「ここまで大丈夫ですか?」
相手に伝わっていなければコミュニケーションする意味がない
→ 当たり前のことだが難しい
・相手に伝わっていないのに話し続ける人
話が長いほど「自分は賢い」と勘違いしている
難しい話をしていることが高尚な行為とすら思っている
・賢い人は相手の理解を細かく確認する
まず、表情を見る
ついてこれているか、困惑しているかがわかる
・自己満足で夢中で話しているとき
相手を見ていない
・「大丈夫?」と聞くだけだと、わかったふりをする人がいる
わかっていないということが恥ずかしい
→ 対処法
「いったんここまでの感想を教えてください」
ハードルがグッと下がる
・一方通行のロングスピーチの場合
「ここまでこんな話をしましたよ」という振り返りをする
最後に話をまとめるのもよい
私は不安症なので、相手の理解は必ず確認します。よく口にするのは「説明が下手でごめん。わかった?」です。
表情は余裕のある時にしか確認できていません。女性の場合はダメですね。まずもって余裕がありません。女性だとどうしても意識してしまいます。50歳になっても、変わらないです。いつになったら、ドキドキしなくなるのでしょう。
感想を聞くのは良い方法だと思いました。ぜひ使わせてもらおうと思います。先日、新しいプロジェクトを同僚に説明しました。ところどころで「何か質問や意見はある?」と聞いたのですが、「ありません」で終わてしまいました。「感想を聞かせて」と聞けばよかったのですね。そうすれば、何らかの反応があり、理解しているかどうかが見えてきたと思います。
「感想を聞かせて」は、忘れずに使いたいテクニックです。
第3位 仕事をギリギリに終わらせる
・マコなり社長もギリギリ人間
しかし、お金をいただいている仕事だけは絶対にギリギリはダメだと思っている
・ギリギリをやめる方法
仕事が遅くなる理由の9割はやり直し
仕事のできる人は、早い段階でアウトプットのイメージをそろえる
・「どうやってやればいいですか?」はダメ
何をやるかは自分で考える
大枠を詰めて、上司にレビューしてもらう
同僚に見てもらう
お客さんに確認する
→ とにかく共有を早くする
フィードバックを後ではなく、前に持ってくる
・この話はマコなり社長の原点
マコなり社長の動画で最初に伸びた作品
「【9割の人ができない】仕事が遅い人がやっていないたった一つのこと」
・仕事が始まったらやるべきこと
⑴ アウトライン(段取り)をつくって、ゴール・前提条件を整理する
⑵ 早めに共有して認識をそろえる
・加えてもう1つ
バッファを持つ
仕事の速い人は、余裕を持って締め切りを設定する
必ず仕事が終わって期日が守られるので、信用が下がらない
私はスゴイせっかちなので、頼まれた仕事はとにかく早く仕上げます。ですから、ギリギリ人間ではありません。
今回のプロジェクトでも、マインドマップを使ってアウトラインを整理しました。それで、同僚に説明して確認しました。まずは、デッドライン(締め切り)を決めるのですが、とにかく余裕をもってラインを引きます。ビビりなので、共有してもやり直しの可能性をどうしてても考えてしまうからです。
今回のプロジェクトはトップからの依頼なので、ミスは許されません。トップとの共有も早く行う必要があるので、スケジュールを厳しめに見積もる予定です。
一番楽しい仕事は、今回のプロジェクトのように「やったことがないけれども、できそうな仕事」です。クリエイティブな仕事でなくては、ただの作業。ちょっとハードルが高いくらいの仕事が楽しいですよね。
トップからの信頼を勝ち得るためにも、早めに共有していきたいと思います。
第2位 すぐに断定する
・すぐに断定してしまっていないか?
例 「それは絶対におかしい」
「それはありえない」
「間違っている」
・すぐ断定する人は損をする
結果も出でにくい
物事を多面的に見ることができない
勘違い・思い込みで行動することになる
・強い言葉を使うと相手は何も言えなくなってしまう
もしくは、感情的な衝突が起こる
お互いの考えをアップデートさせて、高め合うことができない
・価値ある議論は戦いではない
議論はパフォーマンス
見ている側が面白いようにやっているだけ
やっている当人たちも分かっている
→ 議論して決着をつけても何も変わらないから
・特に気をつけた方が良いこと
「あの人は絶対に間違っている」と心の中で思ったとき
一度深呼吸して冷静になること
なぜ相手はそうしたんだろうと考えてみる
可能であれば質問をぶつけてみる
・余白のない断定口調はダメ
しかし、反論の余白を残して意見を伝えるのは良いこと
・断定口調の方が良い場面3つ
⑴ ブログ・SNS・YouTubeで「やったほうがいい」と意見を言うとき
ポジションをとって話さないと情報価値が無くなる
どのような反論が来るのかは想定しておくこと
⑵ 誰かを勇気づけるとき
「心配しなくていい」
「あなたは絶対うまくいく」
「あなたは素敵な人だ」
→ 根拠のない他者肯定は誰かを救う力がある
挑戦を後押しする力がある
心を温める力がある
世の中に絶対はない
でも、明らかなリスクがあるわけではなければ、行動促した方がいい
⑶ 自分の趣味嗜好の話
自分の趣味嗜好は誰も干渉できない
個人的な推しの話は断定口調の方が面白くなる
・最後に有名マンガからの引用
「あまり強い言葉を遣うなよ・・・
弱く見えるぞ」
私は断定した言い方はしないように気をつけています。でも、たまに出てしまうのです。特に理不尽な出来事に対しては、強い言葉を使ってしまいがちです。
先日も、ある団体の総会で、全く知らない役割が我社に割り当てられていました。周りの人に聞いても誰も知っている人はいませんでした。そのときに「ありえない」と言ってしまいました。
もう少し事情を探ってみれば、どこかで行き違いがあったのかもしれません。でも、あまりのことだったので、強い言葉になってしまいました。
今回は、今のところ断定による勘違いや思い込みは表面化していないし、誰かとトラブルになったわけでもありません。これから、冷静になって事情を探っていくつもりです。
マコなり社長の最後のアニメからの引用をググってみました。「BLEACH」藍染惣右介の名言でした。
「あまり強い言葉を遣うなよ…弱く見えるぞ」(20巻/藍染惣右介)
藍染の裏切りを知った日番谷冬獅郎の「てめえを殺す」という言葉に返したものです。実際に、藍染と日番谷の実力差は大きく、その場で瀕死の重傷を負わされます。
実力をはかり間違えると過信が生まれ、隙に繋がります。日番谷も強いのだが、藍染のこのセリフによってより力の差が見せつけられました。煽りのセリフとしても強いですね。
「BLEACH」をもう一度読んでみたいと思いました。
第1位 独創する
・独創とは?
独自の考えで物事をつくり出すこと
大抵の人は自分が思っている以上に、独創し散らかしている
・マコなり社長の職場では「独創禁止」が口癖
独創しないは、メチャクチャ大事
例 マコなり社長のYouTubeのサムネイルをつくる場合
99%の人は独創する
他のYouTubeのチャンネルを調べて参考にはする
その後は、ひたすら独創
文字を大きくしたり、小さくしたり
文字を右・左・上・下にしたり
色を変えてみたり
時間をいくらかけてもしっくりこない
・独創してもうまくいくわけない
知識経験がない人がやっていいのは、完コピ
TTP(徹底的にパクる)
例 参考にするサムネイルと色味、文字の大きさも全部同じで作ってみる
余計なことはしない
細かいところを調整したり、オリジナリティ出さない
自分なりの創意工夫いらない
・最終的には真似したものがわからないくらいオリジナリティを入れる
でも、最初は9割方丸々コピーで作ってみること
うまくいかなかったら、次の真似するものを探す
・仕事すべて独創禁止
徹底して真似るもの、モチーフを探しに行くべき
・真似する対象
モチーフ・ベンチマーク・先行事例と言う
・なぜ真似するものを見つけないといけないのか?
私たちのやっていることの99%は、一番良いやり方が確立されているから
例 IT業界、特にエンジニア・プログラマーの世界
「車輪の再発明」
確立されている技術・解決方法を再びイチから作ること
確立されているものをイチから作るのは、無駄で愚かというニュアンス
・仕事を進める順序
⑴ すでにつくった人がいないかを調べる
⑵ 自分でつくるか検討する
・無料で公開されているのはプログラムだけではない
仕事のノウハウも無料で公開されている
YouTubeにある
本には本の良さがあるが、無雁より知識は身近になった
・すべての人が、まずは「車輪の作り方」を調べること
先行事例を徹底的に調べる
独創せずにそのままやってみる
調べて出てこない情報
わかっている人に聞きにいく
例 時価総額数千億円単位の経営者
海外でうまくいっているものをそのままやればいい
日本だけで独自性のある事業を考えるなんて時間の無駄
なぜ成功事例が海外にあるのに自分で考えるんだ?
星野リゾートの社長 星野さん
有名な経営本に書いてあることを100%愚直に実践
巨大グループに成長させた
「星野グループの教科書」
人気YouTuberも真似した人がいる
海外・国内の人気がある人を真似
チャンネルのコンセプト・キャラクターをつくっている
・徹底的に真似をする
例 営業マンなら、結果を出している先輩社員の真似
身近にいないのであれば、営業の本の真似
・結果を出している人の習慣を完コピする
例 スターバックスのハワード・シュルツさん
Amazonのジェフ・ベゾスさん
→ 早起き
マコなり社長も早起きを続けている
・画像や映像コンテンツ
丸パクリ・著作権無視は絶対NG
・丸パクリして初めて、先にやっている人のすごさ・奥深さがわかる
「先行事例の組み合わせ」によって新しいものを生む
例 イノベーションの父 シュンペーターさん
イノベーションとは新結合・組合せだ
・今いちばん良いやり方は何なのかを徹底的に調べる
模倣し続ける
それが誰も見たことのないような独創性のある人間になる一番の近道
私は、独創してしまっています。まさに、このブログがそうですね。ブログの先達のリサーチをすることもなく始めてしまいました。とにかく行動しようという気持ちだけで始めてしまった結果です。
行動することは、間違いではありません。でも、調べてから始める必要は絶対にあります。調べることで良いところを真似ることができるのに、それすらしていないのでは話になりません。
これまでたくさん学んできたので、チャンスは何度もあったはずなのに、独創を続けてきてしまいました。結果、1年半も経つのに収益が思ったように上がりません。もしもアフィリエイトでAmazonの広告を載せられるように申請したのですが、却下されてしまいました。
結局、独創した「マコなり社長動画の実践をして自己の変化を伝えていく」というコンセプトにニーズがなかったのでしょう。自己の成長を伝えるブログを探して、うまくいっている作品をパクる方向で進めればよかったです。
また、「YouTubeの本要約動画の比較」もダメでした。こちらは、よりアクセス数も少なく、ニーズがないことは歴然だったのに続けてきてしまいました。
期待の「北海道サウナランキング」は、サウナの流行に乗ろうと思ったのですが、これも鳴かず飛ばずです。サウナイキタイという最強サイトがあるので見向きもされません。
自己の学びと収益の両方を狙ったのが、どっちつかずになってしまっているようです。収益を狙うのであれば、もっと特化すべきなのでしょうね。
しかし、最近少しずつですが1日の読者数が増えてきました。また、今月は今までにない収益額になりそうです。といっても700円程度ですが、それでも今までの最高金額。嬉しいことは間違いありません。
「失敗とは、成功するまでやり続けないことだ」という言葉を胸に、ブログを続けていこうと思います。
おまけトーク
・「独創するな!」「模倣せよ!」
思い出したYouTubeチャンネル
「SAWAYAN GAMES」
「もこう」さんというゲーム実況者をモチーフにしている
・もともと「もこう」さんのチャンネルが好き
良いところ
めちゃめちゃキレる
口も悪い
変な独自の言葉を使う
・さらにオーバーに膨らませて、自分のキャラクターを入れた
「SAWAYAN GAMES」は大人気チャンネルになった
・マコなり社長もマリオカートのゲーム実況をやってみたい
「需要ないか」
私はゲーム系のYouTubeは見ないので「SAWAYAN GAMES」さんは全く知らなかったです。
YouTuberの話といえば、今日「Win Win Wiiin」を見ました。コムドットやまとさんという方がゲストだったのですが、本当に勉強になりました。
YouTuber新時代のキングで、Z世代から爆発的人気の方らしいのですが、50代のおじさんは全く知りませんでした。
でも、戦略が本当に的確で、YouTube・Twitter・TikTokというプラットホームをペルソナを変えて使いこなしているのです。YouTubeメインで登録者を増やすために何をすべきなのか、また、どのようにすれば視聴者に受け入れてもらえるのかを計算していました。
もちろん、成功者の後付けの部分もあったとは思います。それでも、変化し続けるその姿勢に、新しい世代のヒーローを見た気がしました。
オジサンも負けずに頑張らなくてはと思わされました。
今日のアクションチェック
・自分の仕事が独創になっていないかをチェックする
今日のアクションチェック
直近の企画した仕事はともにデジタル関係です。
1つは会議で否決されたが、他社では導入しているところも多いモノ。
もう1つは独創だが、順位をつけて競わせるということは昔から行われていたものであり、それをデジタル化しました。
そう考えると独創ではなく、組み合わせだと気づきました。
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