スライド作りの大原則1
ビジュアルサポート
・スライド作り・プレゼンの原則1
⑴ ビジュアルサポート
スライドの比率
16:9
4:3 この四角形に情報を入れる
→ 今は16:9が主流
スライドは説明することが前提
プレゼンの主役は話す人間
→ 資料はあくまでサブ
スライドはビジュアルサポート
画像があった方が伝わりやすい
究極のスライド
画像だけのスライド
例 TEDでのプレゼン
1個の動画だけのもあった
実際は画像だけのスライドは難しい
でも究極の姿は理解しておくべき
→ ビジュアルサポート
その押さえを忘れないため
配布資料をパワポで作る ✖
ワードなどで作るべき
説明資料と配布資料が混ざっている ✖
ゴチャゴチャとしたスライドになる
→ 説明資料と配布資料
別で作るべき
画像が多ければいいというわけではない
使った方がいい場面で使う
まずは原稿を作り込むのがポイント
言葉だけでわかる原稿を作る
→ そこにサポートとしてスライド
目的は話を聞いてくれる人の心を動かす
プレゼン用の資料
→ 資料だけでは意味が分からない
それでOK
話すことで意味が分かればいい
ビジュアルサポートに徹した形は理想
でも仕事では使いにくい
→ 資料だけで意味が分かること
仕事では求められる
⑵が重要になる
私が、教員時代にプレゼンの指導で、よく子どもたちに話していたことを思い出しました。私は「話している人が主役だ」と伝えてきました。
子どもたちは、パワポでスライドを作ると、スライド作りが1番大切であると思い込んでしまいます。すると、スライドを1番に完成させたがるのです。
私は、「発表原稿を先に作りなさい」と指導してきました。そして、「発表原稿の内容をすべてをスライドにしてはいけません」と伝えてきました。
また、発表原稿とスライドを作り終わった後、繰り返し発表練習をするようにも伝えてきました。そのときに、「話している人が主役で、話している人が上手ならスライドはいらない」と究極の姿も伝えてきました。
私は、最後は特別支援学級の担任だったので、通常学級での指導はサポートするだけでした。なので、メインでスライド作りを指導することはなかったです。
スライド作りをイチから自分で指導してみたかったです。
スライド作りの大原則2
ワンスライド ワンメッセージ
・スライド作り・プレゼンの原則2
⑵ ワンスライド ワンメッセージ
ワンメッセージの定義
そのメッセージを見ただけ
→ スライドで言いたいこと
すべてがわかること
ワンメッセージになっていない例
「サウナにまつわる悩み」
「BAR SAUNAとは」
ワンメッセージになっている例
「サウナのととのい体験は最高!」
「100%他責思考」
一文だけのスライドは使いにくい
一番読んでほしいところを強調する
一番言いたいことをタイトルにする
ワンスライド ワンメッセージのメリット
資料だけでもスッと頭に入ってくる
ワンスライド ワンメッセージの前準備
ワンメッセージの連続を整理する
例 表紙(概要)
BAR SAUNA会員権の紹介
問題提起
サウナの整い体験は最高
でもあなたのととのうは
100点ですか?
普通のサウナに行くと
こんな不満があります
減点のないパーフェクト
サウナが欲しい
サウナの魅力は
サウナ上がりのドリンクと
談笑するチルタイム
大衆浴場のサウナだと
他の店に行くしかない
サウナの後
シームレスに
ドリンクと食事を楽しめたら
解決策
パーフェクトサウナ +
チルできるバー
=BAR SAUNA
具体的な内容
BAR SAUNAコンセプト
ととのう、語らう
プライベートサウナの
こだわり
バーラウンジの
こだわり
アクションの提示
今なら10%
お得に買えます
ワンメッセージの連続を作る
それから資料作りを始めるべき
→ いきなり資料作り ✖
ダメなスライドになる
例 ~とは ✖
ワンメッセージのないスライド ✖
画像・グラフ・表だけの資料 ✖
箇条書きだけの資料 ✖
→ 注目すべきところを大きくする
スライド資料の基本的な型
1.概要
こんなことを話します
2.問題提起
こんなこと困ってない?
3.解決策
こうやって解決します
4.具体的な内容
さらに言うと
5.アクションの提示
こうしてください
見出しとワンスライドワンメッセージの違いを子どもたちに伝えきれていなかったことを、今回反省しました。
子どもたちが作るスライドは、上のイラストのようになります。すると、上のメッセージの部分を、見出しとして使ってしまうのです。
作文を書く時のタイトルと同じだと思ってしまうのだと思います。作文のタイトルは、「運動会の思い出」「学芸会の思い出」のように単なる見出しです。
見出しにしてしまうので、補足説明の文が長くなります。グラフや絵をそっちのけで、スライド一面を文字で埋めてしまうことになるのです。
これもノートや作文のイメージが大きいからだと思います。日常的にアウトプットしているものの影響を受けてしまうからです。
1人1端末の時代になり、アウトプットの方法も変わってきました。教員も子供たちも、この環境の変化で、変わっていくのは間違いありません。
教員のプレゼン指導も向上し、子どもたちも上手にプレゼンできる日は近いと思われます。
今日のアクションプラン
スライド作りの2つの大原則を守れてきたかについて振り返る
今日のアクションチェック
私が、教員時代にプレゼンの指導で、よく子どもたちに話していたことを思い出しました。
スライドではなく、「話している人が主役だ」と伝えてきたのです。
プレゼンのうまい子供が育つ日も近いです。
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