フェルミ漫画大学
【要約】「普通がいい」という病【泉谷閑示】
140,925 回視聴2021/11/19
・私たちはみんな他の人とは違うツノを持って生まれてきた
ツノ = 自分らしさ・個性
個性があるから生きづらいと感じるようになる
→ 個性を消したり、隠したりする
周りの求める「普通」の自分に無理やり変えていく
→ ストレスがたまり、精神が病んでいく
・普通はいいことだと思い込んでいる
普通とは
広く一般的であること
多くにあてはまること
普通 = 多数派
普通じゃない = 少数派
多数・少数に良いも悪いもない
しかし、多くの人は少数派の人を排除しようとする
普通は良い、普通じゃないことはダメという勘違い
いじめも同じ
・人は周りから浮かないように「普通」になろうとする
自分らしく生きられない
→ 息苦しくなる
ストレスが溜まる
人間は本来、心のままに「したいこと」をやろうとする
わかりやすいのは子供
→ 子供はうつ病にならない
大人は、心ではなく頭で考え始める
頭は理性
「普通はこうするべきじゃない」と思い込む
心にストッパーをかける
心と体が頭の奴隷になっている
→ うつ病・適応障害
・頭ではなく心に従ってみる
世間の普通に縛られないで生きる
普通は「多数派」というだけで、良いも悪いもない
なぜ普通になろうとする癖がついてしまっているのか?
学校や親から合理的な考え方を叩きこまれてきたから
心ではなく頭で考えなさいと教え込まれてきた
→ 頭が心よりも偉いと思い込んでいる
・不眠は心を無視した結果
心のままに「やりたいこと」をやれないと不眠症になる
1日に未練がある
心から自分らしい1日を過ごせたら
→ 遊び疲れた子供のように心置きなく眠れる
・嫌なことは嫌だと言っていい
怒りや嫉妬、嫌いなどのネガティブな感情に素直になる
感情の井戸
無意識 ①怒 ②哀 ③喜 ④楽
① → ④ の順番で感情はやってくる
怒ったり、悲しんだりしないとポジティブにはなれない
「怒り」や「哀しみ」の感情をノートに書いて発散する
→ 心がスッと楽になる
無理に嫌いな人と付き合わない
・孤独になりたくないから自分を隠して普通を選ぶ
「普通がいい」と思い込んでいる理由
孤独になりたくないから
普通を選ぶと同じ人が多いから安心する
しかし、大勢の人に囲まれていたとしても孤独は消えない
自分の個性や価値観を隠して多くの人と群れているから
自分の個性を生かしている人
自分のやっていることに没頭
→ 孤独がつらくない
本当に価値観の合う友達ができる
・我慢している生きている人は、自分らしく生きている人を叩く
普通を選ぶと自分のしたいように生きられないから窮屈
→ 周りの人にも「普通」を強要するようになる
特に自分らしく生きている少数派の人にイライラする
人を叩くのは、心からしたいことをできていないサイン
・自分が心から幸せじゃないと、他人を幸せにできない
「5本のバナナ」の話
バナナを5本持っている
いつも3本食べるとお腹いっぱい
お腹をすかせた友達に3本あげた
自分は2本だけ食べた
友達はバナナ嫌い
地べたにバナナを投げ捨てた
当然、はらわたが煮えくり返る
しかし、3本食べて満腹になった後に2本友達にあげた場合
バナナを投げ捨てられても、余っていたバナナだとそれほど腹は立たない
誰かに何かをしてあげる
→ 自分が満たされていなければ、本当に人の為に何かをすることはできない
相手の行動次第で怒り狂うことになる
自分が満たされていないときは、必ず見返りを求めてしまう
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回は、最後の「5本のバナナ」の話に脱帽。元本にのっていた例えなのか、フェルミ大学さんのオリジナルなのかわかりませんが、ダメ男くんと一緒に物凄く納得しました。
本解説のしもん塾【プロ読書家】
【自分らしさを取り戻す方法】 『普通がいいという病 泉谷閑示/著』その①動画。 常識に縛られ、人目を気にしていると、「自分を見つける」ことは不可能だ!
真の「自己成長」とは何か? 『普通がいいという病 泉谷閑示/著』その②動画。 毎日「死」を意識することで、 全てがハッキリと見えてくる!
27,979 回視聴2020/08/07・31,015 回視聴2020/08/16
1.「異常」と「正常」
周囲から「異常」だと思われている人の方が、実は「まとも」である
皆と同じ考え方をしない「少数派」だと「異常」というレッテルを貼られる
今の社会に違和感を感じない「多数派」の方が病気の可能性がある
・きっぱりと分けることがナンセンス
病気と健康
異常と正常
常識と非常識
「普通」であり、「正常」だと思っていること自体「洗脳」の結果かもしれない
2.「自然体」で生きる
「自然体」で生きている人はほとんどいない
誰かの役に立つように小さいころから調教されている
自分の「自然」が分からなくなっている
病は「自然体」で生きていないサイン
雨の日は寝ていたくなるのが自然
病気のときは食べないことが自然
→ 空腹状態の方が免疫力が高まる
・自分の「身体を信頼する」、「本当の自分」を生きる
この2つを実行すると生命力がみなぎってくる
3.自分を見つける
自分の中にないものを付け足していこうとするのが間違い
自分の中にもともとあるものを掘り出していく
「嫌いなもの」をバンバン削り落としていく
「普通の暮らし」「常識的な大人」を剥ぎ取る
「本当に好きなこと」がいくつか残る
→ それだけが「本当の自分」
4.ニーチェの「超人」思想
超人 = 本当の自分
超人に至る成長過程
ラクダ → 獅子 → 小児
・ラクダ
疑問を感じずに飼い主の命令に従う
自分がない存在
・獅子
他者のコントロールを脱して「主体性」を取り戻す
反発をエネルギーとした状態
「反抗期」や「社会不適合」は「成長」へのプロセス
・小児
存在しているだけで周囲の人間の人生を変える
「創造的な遊び」に没頭しだす
自分のペースでクリエイティブに日々を過ごす状態
・毎日が自分自身の表現であることが大切
世間でいう価値基準は気にしてはいけない
ほとんど人は勇気が出せず、自分らしさや自由を諦める
5.「自由」からの逃走
マイノリティの道
自分で道を切り開いていかなければならない
マジョリティの道
自分で判断した道ではない
自分の人生を生きていない
全てが「他人任せ」
→ 「あの人は変だ」と言いたくなる
6.毎日「死」を思う
「明日死ぬ」ときに、自分らしくなかった後悔をすることになる
日常から「死」を考えないから
本当にやりたいことは、まだしなくてもいいと考えてしまう
「死」を考えることで「本当に大切なもの」が見えてくる
・死ぬ準備ができている人
「毎日が死」であることを理解している人
→ 他人の人生を生きている時間を無駄に感じられる
人生を人らしく生きることに繋がる
・もし来年死ぬなら、何をすべきか?
もし明日死ぬなら、どう行動すべきか?
1日1回は問いかけてみる
マインドマップでの独り語りです。後半の哲学的な話の部分に興味を惹かれました。でも、内容が難しくて、何を伝えたいのかがボケている気がします。もともとの本の難しさが影響していると感じました。
ニュー・ライフ・タイムズ【話題書、新刊を要約】
【7分で分かる】「普通がいい」という病
735 回視聴2020/07/27
1.人は、他人とは違う「角(つの)」を持って生まれてきた
角(つの) = 個性
つのがあるから生きづらい
→ 「普通」を望むようになる
周りにも同じ価値観を望むようになる
精神を病んでいく
2.「普通」とは何か?
みんなと同じが良いこと
普通に生きるが幸せ という思い込み
言葉には「手垢」がある
「手垢」 = 世間の価値観
「普通」には、よいこと・幸せという「手垢」がついている
「普通」は多数派と結びついている
3.無理して「多数派」で生きるとどうなるか?
うつ病を発症する人がいる
「多数派」で生きると
→ 心の中で葛藤が生まれる
葛藤を埋めるために、理性が感情を支配
心が不満をため込んでいく
疲れやすさ・食欲不振・不眠
「病的な安定」から「健康な不安定」に持って行く必要がある
4.ネガティブは厄介者ではない
感情の「井戸」
意識 ⇔ 無意識「怒哀喜楽」の順に入っている
「怒」が出ないと、次の「哀喜楽」は出られない
「怒哀」を厄介者扱いすると、無意識にふたをすることになる
「怒り」は、次の感情を出すための「ありがたい」感情
5.「生きる意味」が分からない
達磨との禅問答「庭先の柏の木」
あるべくして、ただそこにある
「あるがまま」に対して、目的・意図を求めるのはおかしい
生きる意味がわからない人は、目的や意味が無いと生きられなかった人
目的に向かって生きる貧しさ
→ 天命が自分を動かし、生かしていることに気づく
正直、この難しい本を7分にまとめることができたのがすごいと思いました。しかも、まとめ方も的確です。最後の「達磨との禅問答」の話は、哲学的すぎて難しいと思いました。
今日のアクションプラン
・普通に縛られずに自分のやりたいことを書き出してみる
今日のアクションチェック
自分のやりたいことを書きだしてみると「結婚して見たかったかな?」など、今からは難しいこともありました。
しかし、「仲間づくり」「食べたことのない美味いものを食べる」「クルーズ船での世界一周」など、これからでもやろうと思えばできることもたくさんありました。
後は、やるかやらないかだけです。普通に縛られずに行動していきます。
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