リモートワーク
・コロナショックでリモートワークに切り替わった人も多い
こっちのほうが楽だから、オフィスはいらないという人もいた
・経営者目線でリアルなオフィスの価値について考えていく
・オフィスはまだ必要
私の仕事は、リモートワークにできません。そのため、日常の業務の中でリモートは、ほとんど使わないです。しかし、リモートでの研修は多く行われるようになりました。
オンライン研修やオンデマンド研修が日常的に行われるようになり、どこかに集まって行う研修は必要ないように感じらます。今まで行われてきた研修は、移動時間やかかる費用を考えると本当にムダが多いと思いました。
コロナによって本当に大変な毎日ですが、新しい気付きや導入が加速されたものもあります。変化がどんどん早くなっていくので、きちんと情報を得ること、自分の頭で考えることが大切です。
フルリモートワークのメリット
①通勤電車に乗らなくていい
通勤電車のストレスは本当に大きい
通勤時間が20分増えると給料が20%減るのと同じストレス
②作業に集中できる
視界に人が歩いているのが目に入ったり、話しかけられたりして集中力が途切れる
③地代家賃と交通費の削減
企業側の目線
④家族との時間が増える
仕事の合間で家族と話すことができる
いること自体がストレスという家庭もあるかも
⑤遠くに住んでいる人も採用できる
企業目線
⑥服装に全く気を使わなくていい
リモートワークでトップスの売れ行きが上がっている
腰から上しか見えないから
フルリモートワークのメリットについては、マコなり社長が述べられているので、デメリットについて考えてみました。
フルリモートワークのデメリット
①情報漏洩のリスク
②コミュニケーションが不足してくる
①情報漏洩のリスク
フルリモートワークは、社外で働くことになるので、機密情報が外に漏れる可能性があります。パソコンやタブレット端末を紛失してしまい、個人情報を抜き取られてしまう可能性もあるのです。
情報漏洩は、企業の信用にかかわります。セキュリティを守るソフトの使用を徹底するなど、従業員のセキュリティ意識を高めていくことが重要です。
②コミュニケーションが不足してくる
フルリモートワークをすると、会社に出勤して、上司や同僚、部下の人と会うことがなくなるので、直接対面でコミュニケーションがなくなります。コミュニケーション不足で業務を進めていくと、必要な情報が共有できていなかったり、認識に相違があってりして、誤った判断をしてしまう可能性があるのです。
また、人によっては家から出ずに仕事をする場合もあり、孤独感を感じて精神状態が悪化してしまうことがあります。精神状態が安定していなければ、よい仕事はできません。社員の退職につながるので、会社は社員の精神面のケアにも注力していく必要があります。
物理的なオフィスの本当の価値
①偶発的に生まれる雑談
「たまたま近くにいたから話した」の価値
質の高い雑談は仕事の生産性に大きく貢献する
お互いを理解する信頼関係を築くのに有効
オンラインの雑談には義務感がある
②一堂に会することで得られる感情報酬
場に行くことで得られる一体感・感情報酬・盛り上がり
その場に参加している人の集中力が違う
集中せざるを得ない環境がある
利益を追求する企業は、感情報酬に目が行きにくい
生身の人間は利益だけのために働いてはいない
出勤できるオフィスの価値についてのアンケート結果があります。
「業務に集中しやすい」の回答が56.3%で最多となり、次に「気軽にコミュニケーションがとれる」が55.3%。リモートワークの普及によって、改めて業務およびコミュニケーションの「場」におけるオフィスの価値が浮き彫りになってきています。
合理的に考えるほどオフィスはいらない
・メリット、デメリットを比べて、リモートにする会社が増えていくことは間違いない
しかし、物理的なオフィスの価値も残り続ける
・優秀な経営者は、心理的安全性や感情報酬の価値を理解している
・AR,VRが発達してきているとはいえ、物理的オフィスが必要なくなるには数十年かかる
VR・ARについて考えてみました。
VRとは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、日本語では「仮想現実」と訳されます。人工的に作られた仮想空間を現実かのように体感させる技術です。人間の五感を同時に刺激することで仮想空間への没入感を与えます。
ARは「Augmented Reality」の略で、拡張現実と訳されます。実際の画像や映像とCGの映像を合成することで、現実感のある仮想空間を作り出す技術です。AR技術は、ゲームアプリ『Pokémon GO』で一気に有名になりました。
VR・ARの市場規模はさらに拡大すると予想されており、すでにゲームやエンターテインメント業界だけでなく、生活の一部である実用的な分野に広がりを見せています。
ヘッドマウントディスプレイなど高額な機器もたくさんありますが、今後のVR技術の進歩によっては価格が下がり、PCやスマートフォンのように1人1台VR機器を所有する日が到来するでしょう。
VRは快適な社会の実現のために、重要なキーワードです。
これから起きるオフィスの働き方の変化
①週に数回だけ出社するハイブリッド型の出社が増える
リモートワークは全員がやらないとダメ
リモートとリアルが混じった会議では、リモートの人がついてこれなくなる
②賃貸ではなくて、コワーキングの活用が増える
オフィスに人が座っていないことが増える
全員分の席を用意して、全員が座れるオフィスを買わなくてもよくなる
固定のオフィスを持たない働き方は、これからの働き方に合っている
今後のオフィスワークについてのアンケート結果があります。
新型コロナウイルスの拡大を踏まえ、オフィス出社とリモートワークの両方を運用する働き方が良いか聞いたところ、約6割の方が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答。企業の過半数がオフィスワークとリモートワークのハイブリッド型に前向きなことがわかりました。
メッセージ
・物事を白か黒かで判断するな
本当にそうなのかということを考える
・いいなと思うとデメリットを忘れてしまう
・白か黒かという考え方は、視野を狭くする危険な考え方
自分とは違う立場の人の目線を持てるようになってほしい
メタ認知能力 ~ 自分を客観的に見る能力
・メリット、デメリットを考えて、自分で決めていくことが大事
メタ認知について考えてみました。
メタ認知の「メタ」には、「高次の」という意味があります。従って自分が「認知している」こと、たとえば記憶や思考、学習したことなどを、高次の視点から認知することが「メタ認知」の意味です。
メタ認知能力を高めておくメリット
①変化の激しい時代に適応できる人材になる
②自己分析が上手になる
①変化の激しい時代に適応できる人材になる
メタ認知能力が高い人は、激しく変化する世の中で、自分の知識や考え方は古くないか、過去の栄光に縛られていないかを冷静に確認し、常に自分を変化できます。
②自己分析が上手になる
自分を客観視してモニタリングすることに長けていれば、おのずと自分に足りないものが見えてきます。
メタ認知を極めると、自分にはこんな傾向がある、こんなところが弱点だということを理解し、冷静に自己分析できるのです。冷静で客観的な自己分析ができれば、それだけ自分を成長させる機会は増えるでしょう。
今日のアクションプラン
・物事のメリット、デメリットを考えて判断する
今日のアクションチェック
メリットとデメリットは必ず考えて行動しますが、それを提示するかどうかが問題です。
デメリットプレゼンを行い、事前にデメリットを提示しておいたほうが、網羅的に考え抜かれた提案だと思われます。
そして、試行期間を設けるようにすれば、提案が通る可能性が高まります。
これからも、デメリットプレゼンを行うようにします。
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