6五歩早仕掛け 対策

図1の局面からの指し方をAIで学習しました。6五歩を取る手を深堀りします。
6五歩早仕掛け 対策
⑴ 6五同歩
相手は7七角成
⑵ 同桂
相手は8六歩
⑶ 同歩
相手は同飛車
⑷ 7五歩
相手は2二角打
⑸ 6六角打
相手は同角
⑹ 同飛車
相手は8三飛車成
⑺ 7四歩
相手は7七龍
⑻ 7三歩成
相手は同銀
振り飛車やや不利
6五歩早仕掛け対策の結論
⑴ 向かい飛車のままにする
⑵ 6八銀のままにする
⑶ 高美濃に組む
⑷ 相手の仕掛けを5五歩・6五歩に限定
⑸ 相手の6五歩に6七銀と上がる
6五歩を取ってボロ負け

今日のお相手は、レート1694の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、図1の6五歩早仕掛けでした。最近、急戦は、へなちょこ急戦とばかり対戦していて、すっかり対応を忘れていました。
図1で、6五同歩と取れると思っていたのです。この歩を取れる形は、5筋・6筋の守りが薄い場合です。今回のような通常の形では、取れば悪くなります。
でも、相手から6五歩を桂馬で取れないので、突き出して指せると思い込んでいました。

図2では、7二角打が正着です。しかし、私は、6三角打としてしまいました。これで、私が不利になりました。
相手の方は、8八角と打ち込んできました。ここでの正着は、同飛車です。使えていない飛車をさばいてしまうのが、良い手でした。
しかし、私は6五桂馬と跳ねて、桂交換をしました。それで指せると思っていたのですが、最大の判断ミスは、もう少し先の局面で訪れます。

図3では、当然、5二金と金を取るべきでした。飛車を取られても、金が取れて、次の5三歩成という厳しい攻めが残ります。
しかし、対して考えずに6六桂馬と受けました。これが、敗着です。受けだけのために桂馬を使っているようでは勝てません。金と取られて、攻める場所がなくなりました。

この後は、一方的に攻められて、飛車角全てを取られたうえでの駒損で、いいところなく負けました。図4からは、もう指す手がありません。
今回の敗因は、6五歩に対する受けを忘れていたことと、しっかり読みに時間を使っていなかったことです。もう一度、6五歩早仕掛けに対する受け方を学習します。
雑記 「俺だけレベルアップな件」18巻を読みました

主人公が強くなりすぎるというジレンマを抱えた少年マンガは多数あります。それゆえに内容が面白くなくなり、方向性が分からなくなっていき、尻つぼみになりがちです。
「俺だけレベルアップな件」は、そのジレンマを突き抜けた作品です。主人公をどれだけ強くできるかで勝負しています。
ついに主人公は、王として認識され、王たちの争いが起きようとしてます。次なるライバルとの差別化をどうするのかが楽しみです。
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