サムの本解説ch
【10分で解説】金利を見れば投資はうまいくいく
2,095 回視聴 2025/01/23
1.3つの金利で景気を予測できる
①政策金利(短期金利)
②10年国債利回り(長期金利)
③社債利回り
①政策金利(短期金利)
・政策金利とは?
中央銀行に支払う金利
短期金利の1つ
・短期金利とは?
期間が1年未満の金融資産の金利
・金融政策のため政策金利を調整する
中央銀行が景気の安定のために行う
市中に出回るお金の量を調整する
景気が良いとき
政策金利を上げる
→ 通貨供給量を減らす
(お金を借りる人を減らす)
利上げ=金融引き締め
景気が悪いとき
政策金利を下げる
→ 通貨供給量を増やす
(お金を借りる人を増やす)
利下げ=金融緩和
・私たちの利用している金利にも影響する
例 短期の預金の利子
単金のローンの利子
→ 期間が短いもの
②10年国債利回り(長期金利)
・債券とは?
期間・利率を定めた資金調達の1つ
・長期金利とは?
期間が1年以上の金融資産の金利
・10年国債利回りとは?
国が10年で資金調達するときの金利
長期金利の指標の1つ
・10年国債利回りは景気の影響を受ける
長期の金利は国債利回りが基準の1つ
例 長期の預金の利子
長期のローンの利子
③社債利回り
・社債とは?
企業が発行する債券
・企業ごとに社債は存在する
企業によって流通利回りは異なる
企業による信用力の差
→ 満期で返済できるか?
安定的に利息を支払えるか?
信用力が高い企業
→ 社債利回りが低い
信用力が低い企業
→ 社債利回りは高い
2.金利から景気を予測する
①金融政策サイクルには四季がある
②長短金利差は景気の先行指標
③長短金利差がマイナスになったら冬接近
①金融政策サイクルには四季がある
・金融政策サイクル
短期金利×長期金利で決まる
⑴ 春
景気に明るい兆しが見える
短期金利は横ばい
長期金利が上昇
⑵ 夏
盛り上がる
短期金利が上昇
長期金利は穏やかな上昇
⑶ 秋
肌寒さを感じる
短期金利は横ばい
長期金利は低下
⑷ 冬
凍える寒さ
長期金利は低下
短期金利は穏やかな低下
・政策金利(短期金利)は簡単に動かせない
景気に大きな影響が出る
様子を見る期間がある
→ 春・秋
・長期金利は景気の変化に敏感
すぐに景気に反応する
春に上昇
秋に低下
・長期金利は短期金利よりも先行する
1年程度のタイムラグが生じる
長期金利
→ 景気の今を表すバロメーター
②長短金利差は景気の先行指標
・長短金利差とは?
「長期金利-短期金利」のこと
・長期金利は短期金利よりも高い
長期金利は短期金利に先行するから
③長短金利差がマイナスになったら冬接近
・金融政策の引き締め局面
夏から冬に向かうとき
長短金利差はマイナスになることがある
論理のサムさんです。今回の作品からは「長短金利差」について理解できました。少し難しかったので、ChatGPTに中学生でもわかるように説明してもらいます。
聞いてわかる投資本要約チャンネル
【新刊】金利と投資の関係性が丸ごとわかる!2022年の動向も解説
58,106 回視聴 2022/06/08
1.金利は炭鉱のカナリア
・カナリアは周囲の異変に敏感
炭鉱内にガスが発生する
カナリアは鳴き止む
→ 一種の警報になる
・金利の動きが市場の警報を発する
金利は炭鉱のカナリアと言われる
例 米国金利は暴落を予期していた
リーマンショック前に金利は下落
コロナショック前にも金利は下落
2.3つの金利を知る
・3つの金利とは?
⑴ 政策金利(短期金利)
⑵ 10年国債利回り(長期金利)
⑶ 社債利回り
・政策金利(短期金利)
市中に出回るお金をコントロールする
例 日本の公定歩合(旧)
アメリカのFFレート
非伝統的金融政策がとられている
例 ゼロ金利
マイナス金利
→ 金利を安くしている
景気を上げたい
量的緩和政策
例 中央銀行が国債を買い入れる
金利コントロールだけ ✖
足りなくなってきている
量的引き締め政策
例 買い入れた国債を償還、売却
・10年国債利回り(長期金利)
市中金利の基準になる
・社債利回り
企業が発行する債券
金利の差は信用の差
2.景気の四季を知る
・景気の四季
⑴ 春
景気 回復
長期金利 上昇
短期金利 横ばい
長短金利差 拡大
⑵ 夏
景気過熱 利上げ
長期金利 緩やかに上昇
短期金利 上昇
長短金利差 縮小
⑶ 秋
景気減速
長期金利 低下
短期金利 横ばい
長短金利差 縮小
⑷ 冬
景気後退 利下げ
長期金利 緩やかに低下
短期金利 低下
長短金利差 拡大
・長短金利差は景気の先行指標
一般的には長期金利が高い
短期金利は早く動く
→ 長短金利が逆転することがある
短期金利が高くなるとき
景気後退の前兆
・期間が長いほど金利が通常は高い
順イールドカーブと言われる
逆転することがある
→ 逆イールドカーブ
将来金利が下がると予想
4.今後の金利はどうなるか
・FOMC参加者の見通し
アメリカのFOMCの市場への影響は大
例 FOMCメンバーによるドット予測
・日本は進む戻るもイバラの道
金利上昇に日本だけが取り残されている
日米金利差の拡大
→ 円安が止まらない
円安のデメリットが大きい
輸入品が高い
→ 生活者は厳しい
文字情報での独り語りです。今回の作品からは「円安」が止まっていない現状を確認できました。2022年のときの解説だったのですが、2025年の今、円安は全く止まっていません。
今日のアクションプラン
円安によるメリット・デメリットについて確認する
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