腰掛銀からの速攻は成立するか?

腰掛銀からの速攻は成立するか? 4段への道

石田流封じ 対策

石田流封じにはこの戦い方と考え方知っていれば互角以上に戦えます
石田流封じにはこの戦い方と考え方知っていれば互角以上に戦えます

 私は、三間飛車党です。石田流が理想ですが、組めない場合も多いです。その時の対策を学習します。モックンさん、いつもありがとうございます

 石田流封じ 対策
 ⑴ 6七銀・5六歩型に組む
 ⑵ 7五歩とつく
  相手が6四銀
   → 石田流封じ
 ⑶ 6八角と引く
  相手は4二角
 ⑷ 7四歩から1歩交換
 ⑸ 7九飛車型に構える
 ⑹ タイミングをみて6五歩とつく
  同銀なら6六歩
  7五銀なら5七角

腰掛銀からの速攻は成立するか?

図1 腰掛銀からの速攻

 今日のお相手は、レート1733の2段の方でした。相手から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。戦型は、図1の腰掛銀からの速攻になりました。この攻めは、少し無理気味ですが、受け間違えるとすぐに悪くなります。

 図1から、同歩・3三角成・同銀と取りました。正着は、同桂でした。これだと、角の打ち込みもなく、4五の歩も取られません

 私は、2四歩からの飛車先突破を気にしていたのですが、3一金と受ければ大丈夫でした。しかし、この手は見えなかったです。

図2 角打ちが生じました

 銀で取ったため、図2角打ちが生じました。馬が作られてしまいそうです。2二飛車と逃げたのに対して、相手の方は4五銀と取ってこられました。

 ここでの正着は、5五角打ちです。7七桂と角成を受けてきたら、4二飛車と回ります。2一角成は、4五飛車とさばけます。

 そのため、4四歩打となりますが、同銀・同銀・2一角成には、3二銀と受けると角の行き場がありません

 この手も見えず、私は3二角打としました。しかし、この手が悪手で、3四銀と出られていたら、私が不利でした。

図3 角切りは早すぎ

 相手の方は、図3で3四角成と角を切ってこられました。同銀からの飛車先突破が狙いですが、さすがに早すぎで、私が有利になりました。

図4 銀成で飛車が世に出た

 図4まで進み、相手の方が2三銀成とされました。しかし、この手で3五飛車と飛車が世に出ることができました。私は、有利を実感しました。

図5 角を成るか迷いました

 図5で、角を成るか迷いました。角を成ると2二歩・2一歩成・同金のとき、取った金にヒモがついていないのが嫌でした。そこで、5四角と引きました。

図6 厳しい角打ち

 図64六角が厳しい角打ちです。飛車取りと5七角成の両狙いです。相手の方は、5六歩とついてこられましたが、8五飛車が飛車成りの先手です。私は、飛車を取ることができました。

図7 決め手の桂打ち

 図77五桂が決め手の桂打ちです。この桂馬は、歩で取ると詰んでしまいます。しかし、取らなくても詰めろです。しかも、6三の金を取る手も厳しいです。

 この手で、相手の方は投了されました。落ち着いて読んで指すことができた1局でした。レートも9月の目標の1880を超えて、1889になりました。次は、レート2000を目指して頑張ります。

雑記 「ダーウィンズゲーム」30巻を読みました

「ダーウィンズゲーム」30巻

 「ダーウィンズゲーム」30巻を読みました。30巻で完結しました。最後は、伏線回収が素晴らしく、過去の内容を思い出しながら読みました。

 多元宇宙論をテーマにしたマンガで、設定が細かく練り込まれています。バトルシーンも多く、シギルという特殊能力も出てきます。

 荒唐無稽な世界観を納得させる緻密なマンガでした。いままで、楽しく読ませていただきました。ありがとうございました次回作も期待しております。

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