「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
居飛車持久戦5六歩型⑤相穴熊
(振り飛車勝ちにくい)





最悪手を指して負けました

今日のお相手は、レート1860の3段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、振り飛車党とありました。角道を止める出だしだったので、飛車先をついていったら、雁木に変化されました。私は、矢倉で対抗しました。
図1は、斜め棒銀に対するよくある対策で、銀ばさみを狙っています。相手の方は、4五同銀と取ってこられました。3五歩・3四歩打に2二銀と引けば私が有利でした。しかし、私は、4二銀と指してしまいました。

図2で、相手の方が5四銀と捨ててこられました。同銀・2四飛車・2三歩打・3三歩成・同銀・5四飛車が狙いです。しかし、この順でも互角でした。私は、3四金と取って、相手の狙いをかわしました。

図3で、私は、馬を作ることに成功しました。しかし、相手の方の6五角打がうまい切り返しです。王手の筋に入っている角なので、同馬と取るしかありません。

図4で、4六角打に対する4八飛車と回ったのが、相手の方の疑問手でした。私は、1九角成と香車をとれて、有利になりました。

図5で、馬の引き場所に迷いました。5五馬が最善でしたが、私は、相手の玉に近い4六馬を選びました。これが事件の始まりでした。

図6で、5六馬と角を取っていれば、優勢でした。しかし、私が指したのは、5三銀でした。馬を取れば、4八金で詰ませる狙いでしたが、同飛車と取られて、焦りました。

図7で、5七同馬と取るのは、危険だと直感していました。しかし、ここで角を取るのであれば、銀を打った手が完全にポカです。それを認められず、5七同馬と取りました。
2三銀打・3一玉・3二歩・同金・4一金と詰まされました。簡単な詰みでした。せめて、5六角と取って粘りに出るべきでした。
今回は、終盤のポカで負けました。こんな将棋を指していては、4段には上がれません。自分の弱さを確認するのは何度目でしょう。うまそうな手は、しっかり読んで指さなくてはいけないことを自戒します。
雑記 「君と宇宙を歩くために」3巻を読みました

「君と宇宙を歩くために」3巻を読みました。帯にもあるように2024年のマンガ大賞の大賞を受賞した作品です。
勉強もバイトも続かないヤンキー高校生の小林くんは、同じく「普通」のことが苦手だが、工夫を重ねて頑張る宇野くんを見て、自分の”苦手”にも向き合い始めました。
迎えた夏休み、2人が所属する天文部はプラネタリウムに行きます。楽しい一日になるはずが、予期せぬハプニングで予定が崩れイライラしてしまう宇野くん。
気持ちを抑えるための宇野の「工夫」を見て、小林くんはある提案をします。この2人のこれからの関係が、楽しみです。
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