「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
55.対中飛車後手番3八玉
(舟囲いから6五歩)




端攻めを狙う
怖すぎて踏み込めなかったかもしれません

今日のお相手は、レート1539の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。戦型は、私の三間飛車から、図1の引き角戦法 対 バランス型向かい飛車となりました。
私は、8六歩から飛車交換を挑んでいきました。相手の方は、素直に交換され、6九飛車と打ち込んでこられました。
私は、8八飛車と自陣飛車で受けました。

図2で、指し手に迷いました。5七角成を見せられて、忙しい局面です。私の狙いは、飛車の捕獲ですが、いま5八銀と引くと6六飛車成と逃げられてしまいます。
5九金で捕獲するのは、6七飛車成と切られて、同金に7九角成の飛車取りで、相手の方が先手になります。
しかたなく、7七角と引きました。でも、この手が最善手でした。ここで、相手の方は、7三桂馬と桂馬を逃げられました。
怖かったのは、5七角成と踏み込まれる手でした。次に6七馬と2枚替えされる手があるので、5八銀と引く1手になります。
しかし、同馬と切られて、3九銀と王手されるのが、かなり嫌でした。AIは、この変化でも有利だと言っていますが、自信がありませんでした。

図3では、相手の方が飛車を切ってこられて、金との交換になりました。これで、私が有利になりました。

図4は、私の7七角打に、相手の方が6六銀と打ってきたところです。この銀を打たせるのが狙いでした。これで、相手の攻め駒がなくなりました。
私は、9五角と逃げて、いざとなれば、5一の金を取って角を切れるようにしました。

図5で、私は5三桂成らずとしました。これで、4一の金も取ることができます。私の駒得が、拡大しました。

図6の5三歩のたたきが決め手でした。同金は、4二銀打の美濃崩しがあります。金を逃げれば、5二金打か7三角打で、追撃できます。
相手の方は、同金と取ってきました。美濃崩しの銀打ちが決まりました。

図7で、相手の方が投了されました。玉を逃げて、金打ちまでの簡単な詰みです。今回は、序盤で指し手に迷いました。
自玉が薄すぎると、一発食らって負けてしまう危険性があります。勝てはしましたが、しっかり読みを入れて指すべきだと思いました。
雑記 「龍と苺」19巻を読みました

「龍と苺」19巻を読みました。ついに、苺(主人公の女子高生)が竜王になりました。しかし、その後の展開がぶっ飛んでいました。
なんと、未来に舞台を移すのです。そこに、苺がなぜか登場して、その時代の棋士たちと対戦するようです。話が飛躍しすぎていて、ついていけません。
竜王になったところで、潔く終わりにすればよかったのではないか、と思いました。


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