入玉で大逆転

入玉で大逆転 4段への道

「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
47.対中飛車早い5二飛車・桂を打たずに囲い合う

(歩を垂らしてから桂頭攻め)

図1 素早い桂跳ね
図2 飛車先を切って飛車寄り
振り飛車は玉で受けるしかない
図2 桂馬は取られる形になるが
図4 5六歩から5五歩
振り飛車は歩切れが痛い
図5 歩切れをついて桂頭攻め
振り飛車は桂馬で受けるしかない
図6 飛車を切って割打ち
図7 飛車角両取りで居飛車よし

 47.対中飛車早い5二飛車・桂を打たずに囲い合う(歩を垂らしてから桂頭攻め)の棋譜

入玉で大逆転

図1 振り飛車穴熊 対 へな急act2

 今日のお相手は、レート1773の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、四間飛車党とありました。戦型は、図1の振り飛車穴熊 対 へな急act2となりました。

 穴熊には、速攻と思っていたのですが、タイミングを逃してしました。そこで、act2に切り替えました。
 図1から、2四同歩に対して、4四歩と取り込むのが正着でした。同銀に5四歩と取り込み、拠点を残しておくのが大事でした。

 しかし、私は、5四歩と取り込んでしまいました。同銀に2二歩と打ったのが悪手で、不利にしてしまいました。まだしも、5五歩と押さえるべきでした。

図2 桂打ちが見えなかった

 図2では、4九桂打という手がありました。5三歩成と3七角成の両方を受けています。しかし、この手が見えず、私は、7四角成としてしまいました。

図3 相手に上部を押さえられました

 図3では、金銀で玉頭を押さえられてしまい、劣勢です。図3から、相手の方は、7七歩打とされました。同桂で、金銀両取りですが、まだまだ不利です。

図3 風前の灯

 図3では、もはや敗勢です。4七金打と受けるしかないですが、相手からの4八銀打の追撃が厳しいです。

図4 詰まされていた

 図4では、3八成桂と指されていたら、受けがなくなっていました。しかし、相手の方が2八歩成とされたので、なんと互角に戻りました。

図5 入玉狙い

 図5では、もはや入玉しかありません。ここで、相手の方が指された4二歩が悪手でした。これで、入玉を阻めなくなりました。

 正着は、7七角打ですが、なかなか思いつかない手です。もっと早く入玉に対処すべきだったと思われます。

図6 投了図

 図6で、飛車角のすべてを私が持っているので、入玉した玉を攻めるのが難しくなっています。相手の方は、この局面で投了されました。

 今回も、序盤で悪くしてしまいました。振り飛車穴熊に対するへな急の指し方を学び直す必要を感じました。

雑記 「あかね噺」15巻を読みました

「あかね噺」15巻

 「あかね噺」15巻を読みました。落語に打ち込む女の子の話です。落語と言えば、男の演芸というイメージがあったので、女性にスポットを当てているのが珍しいです。

 落語自体は、ちょっとだけ興味がありました。「昭和元禄落語心中」は、漫画もアニメも楽しく見ました。「あかね噺」は、それに匹敵する作品だと思います。

 女性の落語を聞いてみたくなりました。

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